短期売買銘柄レポート(1月12日情報)

短期売買銘柄レポート(1月12日情報)

日足

週足

【今日の相場を振り返って】

1/12(木)日経平均株価は▼229円の19134円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック共に上昇、トランプ次期大統領の記者会見を受けて株価も乱高下をする場面も有りましたが、原油相場の上昇や企業業績改善への期待は根強く、次第に買いが優勢になると言う展開でした。注目されたトランプ次期大統領の記者会見に関しては、質問をする記者、質問に答えるトランプ氏、共に攻撃的な対応を取るなど今後に不安を高めると言う感じでした。更に貿易の不均衡に関して中国、メキシコに加えて日本も取り上げられるなど、日本にとってはマイナスの結果になったと思います。会見自体は、ロシアとの関係を問う質問が大半を占め、経済政策に関しては具体的な言及は無く、全体的に見れば失望と言うムードを高めた記者会見だったと思います。昨夜のトランプ会見を受けて本日は円高が進み日経平均も下げ幅を拡大、しかし円高進行も株価下落もさほど大きな動きではなく、小型材料株やテーマ株などの下げは限定的。昨夜のトランプ会見も売り材料にはなりましたが、昨夜の米国株が上昇するなど、悪影響は限定的で通過したと言う感じです。簡潔に言えば過度に懸念する必要は有りません、想定通り安値に対しては買いを考えて対応して行く、押し目買いスタンスの対応で良いと思います。既にトランプ会見の前に全ての銘柄を手仕舞いをしていますので、明日からは順次買戻しを進めて行きたいと思います。但し、今日の下げで終わりと言う見方ではなく、来週にかけてもう一段の下げは想定しながら分散して安値買いを進めて行くと言う対応がベストです。

 

【当面の相場展望】

昨夜のトランプ会見で、貿易の不均衡のある国として、中国、メキシコと並んで日本も指摘されました。その結果今日は円高が進み日経平均も下落、テクニカル的にも25日移動平均線を下回り、一旦本格調整局面を迎える可能性が出て来ましたが、しかし大局上昇トレンドに変わりは有りません。当面は18800円付近が下値支持帯、日経平均や主力銘柄は厳しい状況になりますが、内需系の小型材料株やテーマ株に関しては安値拾いのチャンスになると思います。

 

【明日の見通し】

明日の日経平均は、円相場と今夜の米国株動向次第となりますが、主力銘柄は買いづらい状況、おのずと内需系の小型材料株やテーマ株が物色の中心になると思います。

 

【投資アドバイス】

今日はトランプ会見を受けて円高が進み日経平均も売り先行で始まり下げ幅を拡大、その後一旦下げ幅を縮小したものの後場に再度売り込まれて13時過ぎには今日の安値となる19069円まで下落。しかしその後は買い戻しも入り大引けにかけて下げ幅を縮小、トランプ会見をキッカケに円高が進み、円高の分だけ日経平均も下げた、簡潔に言えば今日はその様な展開でした。明日以降の日経平均の動向もやはり円相場次第です、トランプラリーで大きく円安が進みましたが、一旦本格調整の局面を迎える、円相場に関してはその様な感じがします。円相場のテクニカル的な目処としては1ドル113円~112円付近になりますが、米長期金利との関係や、日々出て来る経済ニュース、投機筋の思惑など、色々な要素も絡んで来ますので、あくまでの一つの目処です。日経平均も今日の下げで25日移動平均線を下回りました、テクニカル的見方としてはもう一段の下げが有ると言う感じになりますが、次の下値目処としてはボリンジャーバンド-1σが位置する18800円台です。テクニカル的な見方もそこまで下げると断定するものではなく、下げれば意識される価格帯と言うようなものです。仮に今夜の米国株が大きく上がれば明日の日本市場も上昇する事になり、株式市場のムードも一気に変わります。今日の円高と日経平均の下落に関しては、トランプ会見で貿易の不均衡国として日本が名指しされた事に対する失望売りと言う一面も有ります。しかし日本企業が米国内で多くの雇用を生み出していると言う現実も次第に理解されていくと思いますので、昨夜の会見も過剰に悲観する必要は無いと思います。

又、円高による悪影響は日経平均と主力銘柄には大きいものの、内需系の小型材料株やテーマ株にはさほど悪影響も有りません。日経平均が下落すると言う事は利食いが出て来ると言う事であり、それはキャッシュポジションが高まると言う事です。キャッシュはいずれどこかに投資をしなければならず、今日のような投資環境が続くなら、おのずと内需系の小型材料株やテーマ株に資金は向かいます。日経平均と言う全体で見れば、当面調整色が強くなると言う展開になると思いますが、一方では個別物色の動きが続きますので、これまでと同じように、銘柄重視の投資をしていれば特に問題は有りません。銘柄重視、内需系の小型材料株やテーマ株を中心に買いを考えて行くなら昨夜のトランプ会見の結果もさほど気にする必要は無いと思います。トランプ発言に一喜一憂していますが、本筋は政策です。減税、財政出動、規制緩和と言うトランプノミクスが変わる事は有りません。そうで有る限り大きな流れとしては円安株高基調も変わりません。明日以降も個々の銘柄の値動きを見極めながら、順次内需系の小型材料株やテーマ株を中心に買いを進めていくつもりです。

 

【本日の買い推奨銘柄】

明日は8925アルデプロ(本日終値155円)の買戻しを実行したいと思います。まずは時価近辺の155円付近で買いを実行、この先もう一段の安値が有れば145円前後で買い増しを実行。利食い目処は先々の値動きを見た上であらためてコメントしたいと思います。但し130円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。

 

次に、元号関連として7919野崎印刷紙業(本日終値180円)の買いを実行したいと思います。2019年1月1日に皇太子の天皇即位、新元号に切り替えと言う方向で検討が進められています。同社株も昨日は一時233円まで急騰、その後調整局面を迎えていますが、調整一巡後には再度上昇に転じると思います。まずは時価近辺の180円前後で買いを実行、仮にもう一段の安値が有れば170円前後で買い増しを実行したいと思います。利食い目処は230円接近時、但し140円を切った場合はリスク管理上一旦損切りとなります。

 

アルデプロ、野崎印刷紙業共に東証2部銘柄で内需銘柄、円相場やトランプ発言による悪影響も無く、下値不安は少なく、吹き上げる可能性を持つ銘柄です。明日から来週の前半にかけて、もう一段の下落も一応想定した上で安値仕込を狙う、その様なスタンスで対応したいと思います。