短期売買銘柄レポート(1月18日情報)

短期売買銘柄レポート(1月18日情報)

【今日の相場を振り返って】

1/18(水)日経平均株価は△80円の18894円で終了。連休明けとなる昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック共に下落。トランプ次期大統領がウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで中国の人民元相場に絡んでドル高を牽制する発言を行い、議会共和党が検討している税制改革も複雑過ぎると批判。トランプ大統領と議会共和党との意見の相違が今後の政権運営に不安を抱かせる格好になっています。注目された英国メイ首相の演説に関してはほぼ想定内の内容であり、演説内容を確認した後の市場の反応は材料出尽くし。今日の日本市場では、米大統領選挙以降初めてトランプ氏からドル高を牽制する発言が出た事から円相場は112円台まで円高が進行。トランプ氏は中国人民元相場に対してドルが高過ぎると述べ、円相場に対して述べたのでは有りませんが、どちらにしろドル高への懸念を示したと言う事で円相場も反応。一段の円高進行が嫌気されて本日の日経平均も売り先行の展開で下げ幅を拡大、10時過ぎには一時18650円まで下落。その後は円安が進み円相場も113円台を回復。円安への反転を受けて日経平均も買戻しが強まり後場にはプラス圏に浮上して上げ幅を拡大。14時半頃には18941円まで上値を伸ばしましたが、19000円付近に位置している5日移動平均線が意識されて大引前には若干上げ幅を縮めて終了。

簡潔に言えば日経平均が目先の下値目処と見られている18500円に近づいた事や円安への反転も加わり、今日は一旦自律反発を見せたと言う感じ。しかしまだ5日移動平均線を下回っていますので、これで目先の下げ局面も終わりとの判断は出来ません。当面は20日のトランプ次期大統領の就任式での演説内容を見極めると言う待ちのムードになると思います。

 

【当面の相場展望】

英国メイ首相の演説内容はほぼ想定内で特に材料視はされず、トランプ次期大統領の人民元に対するドル高牽制発言有りましたが、円相場はやや過剰反応と言う感じ。明日以降、日経平均は20日のトランプ次期大統領の就任式での演説内容を確認するまでは膠着した展開になると思います。

 

【明日の見通し】

明日も引き続き円相場次第の展開、円高懸念が残る間は主力銘柄は買いづらく、おのずと内需系の小型材料株やテーマ株が物色の中心になると思います。指数よりも個別重視、当面はその様な投資環境が続くと思います。明日の日経平均変動レンジは19100円~18600円。

 

【投資アドバイス】

20日のトランプ大統領の就任式での演説内容を確認するまでは、下げ渋りは見せると思いますが、一段高に転じると言う可能性は少ないと思います。しかし目先の下げ局面も終わりが近づいている事に変わりは無く、20日のトランプ大統領の就任式での演説を確認すれば懸念材料通過で上昇に転じる可能性は高いと思います。既にある程度リスク回避の売りは出ていますので、懸念されている20日のトランプ大統領の就任式での演説を無難に通過すれば相場的には材料出尽くしになり易いと思います。但しドル高に対して強く懸念を示すような発言や、保護貿易政策を強くアピールするような事があれば日経平均もショック売りでもう一段の下げは避けられません。但しその様なもう一段の下げが有っても先を見据えれば安値買いの好機との判断に変わりは有りませんが、短期的な株価動向に関してはまだ不透明感は残ると言う事になります。昨夜のトランプ次期大統領のドル高牽制発言も中国の人民元に対してのものであり、米国の対日貿易赤字は中国に比べればはるかに少なく、更にドイツやメキシコよりも少ないと言うのが現実。そう言う意味では過度に悲観的になる必要は無いと思いますし、内需系のテーマ株や小型材料株を買っている限り何も問題は有りません。引き続き銘柄重視で、内需系のテーマ株や小型材料株を中心に安値拾いを進めて行くと言うスタンスで良いと思います。簡潔に言えば、20日のトランプ大統領の就任式での演説内容を確認するまでは安値を拾うスタンス、そして演説内容に問題が無ければ強気に切り替え、演説内容に問題があれば引き続き安値を拾うスタンス継続、しかし先は高い、その様な感じになります。