短期売買銘柄レポート(1月23日情報)

短期売買銘柄レポート(1月23日情報)

日足

週足

【今日の相場を振り返って】

1/23(月)日経平均株価は▼246円の18891円で終了。注目された米大統領就任式とトランプ大統領の就任演説も通過し、正式にトランプ政権の米国がスタートしました。多少の暴動は有りましたが大きなテロなどは無く、取り合えず無難なスタートを切ったと言う感じです。トランプ大統領の就任演説では、やはり保護貿易主義的な発言があり、予想通りTPPは離脱を表明、NAFTAの再交渉も現実となりました。株式市場が注目していた減税、財政出動、規制緩和などに関する発言は無く、就任演説に関しては、ざっくりと言えば予想通り?の結果になり、本日の日本市場も一旦失望売りが強まる展開。一旦、と言う意味は、先週後半に、ひょっとすると経済政策への何らかの言及が有るのでは?との期待も有って、日経平均株価も少し上昇していましたので、その部分に対する修正安と言う事です。又、トランプ大統領の就任演説に対する失望売りも今日だけの事、減税、財政出動、規制緩和などの経済政策に関してはいずれ明らかになる事であり、ある程度は実行される事も確実な事。簡潔に言えば、トランプノミクスへの本質的な期待はこの先も続きますので今日の株価下落も余り神経質になる必要は無いと思います。又、これまでにも繰り返し述べて来た事ですが、米国情勢や円相場の影響を受けるのは主に輸出関連の主力銘柄です。テーマ株や内需系の小型材料株に関してはこの先もさほど神経質になる必要は無いと思います。今日の日経平均は大きく下落しましたが、相場の中身を見ると、テーマ株や小型材料株の値動きは堅調で上昇する銘柄が多く、物色意欲は依然旺盛。主力輸出関連銘柄は売られていますが、テーマ株や小型材料株は買われている、相場的に言えば循環物色は機能していると言う状態ですので今日の下げも余り警戒する必要は有りません。この先もトランプ政権から出て来る色々な報道を受けて円相場や日経平均も一喜一憂すると思いますが、だからこそ、目先の報道にさほど影響を受けない、テーマ株や小型材料株を中心に銘柄重視のスタンスが最善となります。

 

【当面の相場展望】

トランプ大統領の就任式、就任演説も終わり、当面はトランプ政権の動向に注目が集まります。政権運営能力や政策実行力などが問われ、国民の反トランプデモの今後の動向などにも注目が集まります。又トランプノミクスへの期待も続き、好悪要素入り混じると言う米国情勢ですが、株式市場を左右する基本は企業業績、今週からは日米共に主要企業の四半期決算が本格化します。当面は企業決算を睨みながら個別物色と言う展開になって行きます。

 

【明日の見通し】

明日も日経平均は円相場次第ですが、四半期決算発表の時期を迎えますので、当面は個別物色が中心。日経平均に関しては当面18600円~19200円のゾーンでの値動きが想定されます。

 

【投資アドバイス】

今日はトランプ大統領の就任演説を受けて円高株安の展開になりましたが、本質的には先週の反動のようなものです。就任演説で述べられた内容も、これまでにトランプ氏が述べて来た内容と同じもので、特に新しい内容でも有りません。既に知っている事であり、マーケットも既に織り込んでいます。そして今後はトランプノミクスの具体的な中身が徐々に明らかになって行きます。楽観的に言えば、トランプノミクスへの期待が続くと言う事になり、先に期待が有れば株式市場は崩れません。トランプノミクスの実現性に疑問を持つ市場関係者も多くいますが、減税と規制緩和に関しては大統領も議会共和党も概ね賛成。

財政出動に関しては、民間資金も活用すると言う方針ですので、紆余曲折は有るでしょうが最終的には実行出来ると思います。2年後には中間選挙が有る米国です、選挙で再度過半数を得る為にも、今後2年間は、好景気にすると言う力が議会共和党にも働きます。日経平均に関してはトランプノミクスの詳細が明らかになるまでは19000円を挟んだボックス相場的な値動きになると思いますが、個々の銘柄に関しては引き続き活発な物色が期待出来ます。トランプノミクスの詳細が明らかになるまでは主力銘柄は買い難い、そうなれば物色はおのずとテーマ株や小型材料株に向かうと言う事になります。

 

【本日の買い推奨銘柄】

明日は防衛関連銘柄の7721東京計器(本日終値244円)の買いを狙いたいと思います。トランプ政権が正式にスタートし、今後日本に対して自主防衛体制の強化を迫ると言う現実があらためて意識されて来ると思います。日本の防衛力強化と言う報道が流れれば同社株が買われると言うのが過去のパターン、安倍首相とトランプ大統領の会談が2月早々にも予定されており、同社株の一段高を想定して買い出動したいと思います。同社は航海・航空機器の大手で防衛省向け機器が主力、2017年度の防衛予算が過去最大の5兆1000億円に増加、テクニカル的にも上昇トレンドは継続中で同社1株純資産は298円、依然株価には割安感も有り、トランプ政権のスタートであらためて防衛関連銘柄として物色人気が高まる可能性が有ると思います。テクニカル的には230円前後が目先の下値支持帯になりますが、約定確率を考えれば多少の下振れは許容範囲と考えて240円前後で買いを実行したいと思います。当面は280円付近が上値目処になりますので利食い目処は280円接近時、但し220円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。防衛関連の低PBR銘柄として買いで臨みたい銘柄となります。