短期売買銘柄レポート(1月24日情報)

短期売買銘柄レポート(1月24日情報)

【今日の相場を振り返って】

1/24(火)日経平均株価は▼103円の18787円で終了。昨夜の米国株は小幅安で反落、TPPからの離脱、NAFTA見直しなど、トランプ政権の政策への不透明感が警戒されて株式市場も売りが優勢に。しかし売りが一巡した後には下げ幅を縮めて終わるなど底堅い展開に変わりは無く、トランプノミクスへの期待は根強く、昨夜の売りも目先のポジション調整が主。良好な経済指標の発表が続き、トランプノミクスで米経済は一段と拡大するとの見方も変わらず、大局的には先高感の強い状況に特段の変化は有りません。ムニューチン米財務長官が過度に強いドルは短期的にはマイナスとの認識を示した事から円相場が一段高に動き一時112円台の半ばまで円高が進行。一段の円高を受けて今日の日経平均も売りが先行して一時18808円まで下げ幅を拡大、しかし円高が一服して113円台を回復すると日経平均も反発に転じて10時半頃には一時プラス圏に浮上。しかし戻れば戻り売りが出て来る上値の重い展開で後場は一段安に売られ下げ幅を拡大、前場の安値を下回り今日の安値圏で終ると言う展開。ムニューチン米財務長官のドル高牽制発言やトランプ大統領の日米自動車貿易不公正発言などが出て来た状況では今日の日本市場も円高株安は致し方有りません。しかし発言の重みと比べると円高も株安も反応は限定的、本音がどこにあるのか半信半疑と言う感じの反応です。しかし口先介入も繰り返し出て来ればいずれ効果もなくなります、又最終的には日米経済の基礎的条件によって為替も動きますので、トランプノミクスを先々実行する限り大きな方向性はドル高円安に変わりは有りません。色々と理由付けは出来ますが、本質的には直近の円高も株安も、米大統領選挙以降に大きく動いた反動です。行き過ぎた円安、上がり過ぎた株価の修正が今起きている、簡潔に言えば円相場も日経平均も行き過ぎた状態から適正な状態へと調整をしていると言う事です。

 

【当面の相場展望】

トランプ政権の最初の取り組みはTPP離脱、NAFTA再交渉、貿易の不公正是正とややネガティブな所から始まっています。当然日本にとってはマイナス要因ですが、先にマイナス要因を織り込んでしまえば、その先には減税、財政出動、規制緩和とトランプノミクスの好材料が待っています。先に悪材料を消化して、その後好材料を織り込む、大きな流れとしてはその様に見ています。

 

【明日の見通し】

明日も日経平均は円相場次第ですが、四半期決算発表の時期を迎えますので、当面は個別物色が中心。日経平均に関しては当面18600円~19200円のゾーンでの値動きが想定されます。

 

【投資アドバイス】

トランプ政権のスタンスが有る程度安定するまでは、まだもう暫くは円相場も日経平均も調整の局面が続きますが、しかし一方では小型材料株やテーマ株を物色する個別物色の動きは旺盛ですので、銘柄重視の投資をする限りさほど悪い投資環境でも有りません。しかし日経平均に調整色が強まると個別物色のスケールもやや小粒になりがちです、その分だけ持ち株の吹き上げまでに多少時間がかかるかもしれませんが、時間をかけさえすれば儲かるのであれば時間を掛ければ良いと思います。より短期間で利益が取れればそれに越した事は有りませんが、その時々の相場状況や短期売買のリスク度の高低など、よりリスク少なく利益を狙えるのであれば、多少時間をかけてもリスクの低い選択をする方が良いと思います。今の日本市場の状況は、銘柄を厳選して時間さえ掛ければそれなりに儲かる投資環境です。基本スタンスとしてはテーマ株や小型材料株の安値を仕込み吹き上げを待つ、そのようなスタンスで対応する限り、今の日本市場では余りリスクは無いと思います。トランプ政権がスタートし、未だに明確な経済政策などが明らかでは有りません。その様な不透明感が有る限り日経平均も円相場も大局的に見れば調整局面が続きます、ポイントとしては、いつ減税、財政出動、規制緩和などのトランプノミクスの核となる政策の中身が明らかになるか?今はTPP離脱、NAFTA見直しなど、ネガティブな政策から先に手を付けていますが、先々前向きな政策に関する報道が出始めた時が再度円安株高の動きが出て来る時です。しかしその時期を待つ必要は無く、それまではテーマ株や小型材料株を中心に売買をして行けば良し、先々再度円安の動きが強まればその時には主力銘柄の買いを考えれば良し。相場状況に応じて狙う銘柄を変えて行けば何も問題は有りません。