短期売買銘柄レポート(1月4日情報)

短期売買銘柄レポート(1月4日情報)

【今日の相場を振り返って】

新年明けましておめでとうございます、今年もどうぞよろしくお願いいたします。1/4(水)日経平均株価は△479円の19594円で終了。正月休み中に海外で特に大きな事件も無く、昨夜の米国市場も良好な経済指標の発表が好感されてNYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇。円安も進み、正月休み明けの本日の日本市場も買いが先行する展開で日経平均も上げ幅を拡大、今日の高値引けとなる19594円で終了。テクニカル的には昨年12/21の高値を更新し、一段高の展開も期待出来る終わり方でした。しかし今日の上昇に関しては、昨年末に向けてのポジョション解消売りの買い戻しと言う側面も有り、過度に強気にはならず、若干割り引いて見ておく方が賢明です。昨年末は、海外勢のクリスマス休暇や国内勢の正月休みに備える為のポジション解消売りが強まりました。一旦買いポジションを解消した投資家達が、今日は一気に買い戻しから入った為に若干上げ幅も大きくなった、簡潔に言えばその様な感じです。基本的には引き続き相場の基調は強いと言う感じの見方で良いですが、この先も適度に下げる場面は有る、当たり前の事ですが、その様に見ておけば何も問題は無いと思います。テクニカル面だけで見れば、一時は異常なほどに過熱感も高まっていましたが、昨年末に向けての調整安で既に行き過ぎた過熱感の修正は完了しています。今日の大幅高を見る限りでは次の上値ターゲットは日経平均2万円となりますが、直ぐに2万円に達するかどうかは米国株動向や円相場次第です。来週の11日にはこれまで国民に向けて正規の会見をしてこなかったトランプ次期大統領が会見を行います。大統領就任後に取り組む政策の優先順位などが発表されると見られており、11日が近づくと日米株式市場共に一旦様子見ムードも強まると思います。今週末の日本市場は3連休になりますので来週は10日に始まり、11日はトランプ次期大統領の会見となります。簡潔に言えば来週はスタートから株式市場は様子見になる可能性が濃厚、そう言う意味では今週末までに日経平均がどこまで上昇出来るか?目先はそう言う感じです。

 

【当面の相場展望】

大局上昇トレンドに変わりは有りませんが、11日にはトランプ次期大統領の会見が有ります、この会見の中身次第で12日以降の短期的な株式市場の展開も決まります。トランプノミクスと言われている政策に関する発言なども出て来ると思います、ここを無難に乗り切れば日経平均も2万円回復となりますが、当面は11日のトランプ次期大統領の会見の内容確認待ちと言う感じになります。

 

【明日の見通し】

テクニカル的には今日の高値引けは明日の一段高を連想させる終わり方です、しかし今日は買い戻しと言う特殊事情も有りますので、明日の展開も円相場と今夜の米国株次第、日経平均の明日の価格変動レンジは19300円~19800円。

 

【投資アドバイス】

2017年の干支は酉(とり)、相場格言では「申酉騒ぐ(さるとりさわぐ)」と言われ、荒い値動きになるとされています。昨年の申年も、前半は大きく下落し後半は大きく上昇するなど激しい値動きになりました。今年も昨年同様に大きな乱高下の動きが有るのか?そのカギを握る一人としてははやはり米国のトランプ次期大統領になると思います。又過去に7の付く年には世界を揺るがす大きな出来事も続いています。1987年にはブラックマンデー、1997年にはアジア通貨危機、2007年にはリーマンショックのキッカケとなるサブプライムローン問題、そして今年は2017年。過去を振り返ると大体10年おきぐらいで世界を揺るがす大きな出来事が起きており、このようなアノマリーを気にする市場関係者もいます。

確たる理由は無いものの、10年おきに起きる大惨事に、歴史は繰り返すと言う事を考えがちな人間ですが、その様な惨事は絶対に無いとは言いませんが、仮に有ったとしても、その様な兆しが見えれば人より先に撤退出来れば大きな問題は有りません。日々相場状況を見極めながら、いざと言う時にはすかさず逃げる、その様な対応が出来れば、10年おきの大惨事と言うアノマリーも特に気にする事は有りません。

先にも述べましたが、当面は来週11日に開かれるトランプ次期大統領の記者会見が要注目となります。11日のトランプ次期大統領の会見の中身が、減税、財政出動、規制緩和に最優先に取り組むとの表明が有れば株式市場にとっては大きな追い風。その後直ぐにでも日経平均は2万円に向けて動き出すと思います。しかし減税、財政出動、規制緩和に歯切れが悪く、中国やメキシコへの経済制裁、又はドル高に対する懸念を強く表明するようだと、日本市場も円高株安の動きが一時的には強まります。しかし最終的には減税、財政出動、規制緩和に取り組まざるを得ないトランプ政権になると思いますので、仮に一時的に株価が大きく下げるような場面が有ったとしても悲観は不要、安値は買い有利になります。その様な波乱の展開にはならないと考えていますが、11日の会見内容を確認するまでは一応慎重な対応を続けておく方が賢明です。慎重な対応の意味は、むやみに買いポジションを増やさないと言う事、現在の買いポジションを維持し、まずは持ち株の利食い時期を待つ、その様な対応が慎重な対応になると思います。そして11日の会見内容に問題が無ければその時には買い出動を積極的に進める、その様なスタンスが最善だと思います。