短期売買銘柄レポート(12月1日情報)

短期売買銘柄レポート(12月1日情報)

【今日の相場を振り返って】

12/1(木)日経平均株価は△204円の18513円で終了。注目された昨夜のオペック総会の結果は減産合意となり原油先物相場が大きく上昇、一時50ドルを回復するなどリスクオンの展開になりました。昨夜の米国株も買い先行で始まりNYダウは一時100ドルほど上昇しましたが、買い一巡後は目先の利食い売りに押されて上げ幅を縮小、終わってみればNYダウは1ドル高でナスダックは56P安。原油相場が上昇しても米シェール業者が増産すれば原油相場の上値は限定的、今回のオペック減産合意も、原油高に繋がるのは一時的との見方があるようです。一方本日の日本市場は円相場が114円台を回復する展開になり日経平均も買い先行の始まりで大きく上昇。前場には一時18746円まで上昇、しかしその後円相場が円高に振れると日経平均も急速に上げ幅を縮めて18469円まで急反落、終値では18500円台を維持したものの、今日のローソク足は上ひげが付く陰線で上値の重さも感じます。今日の日経平均の値動き自体はやや投機的な動きが有ったように思います、円安が進みまずは買いが先行、その後円高に振れると日経平均も急速に上げ幅を縮小。先物主導で乱高下と言う値動きでしたが、このような値動きは目先の天井圏で良く見られる値動きでも有ります。円安基調が続く限り、日経平均の大きな下げも有り得ませんが、言い換えれば急激に円高に振れるような動きが有れば日経平均の急落も有ると言う事です。日本市場の現状としては円安も行き過ぎ、日経平均の上昇も行き過ぎ、多くの投資家の見方もほぼその様な感じになると思いますが、なかなか下がらないと言うのが現実。その結果、日経平均に連動する主力銘柄は手掛け難いと言う事になりますが、しかしテーマ株や材料株などはさほど過熱感も無く買えると言う判断になります。現実的には反落リスクに備えつつ、流れに乗ると言う投資が求められ、その答えが内需系のテーマ株や材料株の買いとなる訳ですが、株式市場の現状を見る限り、当面その様な状況が続きそうです。

 

【当面の相場展望】

昨日下回った5日移動平均線を今日は再度回復、オペック総会での減産合意を受けて円安が進み日経平均も大きく上昇、しかし上げ幅拡大後に急速に上げ幅を縮めるなど強弱感が対立しているような感じがします。しかし円安が進む限りは株高、円高に振れれば株安、引き続き円相場と日経平均の連動が続きそうです。

 

【明日の見通し】

今日は円安好感で日経平均も上昇しましたが、原油相場が上昇すれば米シェール業者が増産し原油価格の上昇を抑える、そのような事を考えれば原油高も限定的、ならば原油減産による円安も限定的。明日は週末で、米11月雇用統計やイタリアの国民投票も有りますのでどちらかと言えばポジション調整意売りが出易い日。

 

【投資アドバイス】

依然強含みの展開が続いている日本市場ですが、円相場も日経平均の上昇もやや行き過ぎていると言う事は多くの投資家も認める所です。しかし下がらないからある程度は割り切って目の前の過熱相場に参加しなければならない、これが今の現実だと思います。ある日突然急反落しても大きな痛手は負わない、その様な状況が無ければ手堅く利益をゲットして行ける、それが現在実行している投資スタンスになります。今の日本市場の状況としては正直なところ何時大きな調整安が有ってもおかしくは有りません。しかしそれが何時来るのか?は誰にも解りません。投資家として出来る事は、それが何時起きても問題がないような備えをしながら日々対応して行く事です。今のように、主力銘柄を避けて、割安感の有るテーマ株や材料株を中心に買って入れば大きな問題は有りませんが、主力銘柄に関しては現状では高値掴みのリスクが有ります。強含みの展開が続く日本市場ですが、買われ過ぎ、急反落リスクなどの現実も認識しながら対応して行かなければなりません。その為には過熱感無く、上昇する可能性が有る銘柄を選び、上昇したら手堅く利益を取りながら、銘柄を回転させる事も有効な対策です。急反落のリスクに備えながら買いで攻める、それが今の日本市場で必要な投資スタンスになります。

 

【保有している銘柄に関するコメント】

11/24に買い推奨をした5289ゼニス羽田HDは本日高値326円まで上昇して、推奨時利食い目処とした330円接近を達成、利食い完了と致します。まだ保有している方は明日は利食いで良いと思います。

 

11/15に買い推奨をした9351東洋埠頭ですが、ロシア関連銘柄への物色の動きがやや後退しており明日は売却して一旦撤退したいと思います。買値は180円前後ですので損は有りません、資金を回収して今後新たな銘柄に投じたいと思います。