短期売買銘柄レポート(12月12日情報)

短期売買銘柄レポート(12月12日情報)

日足

週足

【今日の相場を振り返って】

12/12(月)日経平均株価は△158円の19155円で終了。先週末の欧米株が上昇して、原油先物相場も減産合意を好感して上昇、円相場も115円台に円安が進み、売り材料は無く買い材料目白押しと言う状況では今日も上昇するしかないと言う感じ。ほぼ全てに近い投資家が、株式市場の過熱感を認識し、上がり過ぎと言う実感は持っていると思いますが、連日買い材料が出て来て、売り材料は有りませんので、正直行き着くところまで行かなければ上昇も止まらないと言う感じです。いつかは必ず調整安場面は訪れますが、現時点でそれが何時になるかは誰にも解りません。以前にも述べた事ですが、仮に相場急変が有っても、大きな痛手を負わないように、リスクに対する備えをしながら買って行くと言う対応が今の日本市場では現実的には最善の対応です。いずれ下がると考えて、何もしないで下げを待つ場合、数ヶ月指をくわえて見ているだけと言う事にもなりかねません。又もっと最悪の事態はいずれ下げると考えてカラ売り戦術をくり返す事、テクニカル的にも大きなトレンド展開が起きていますので、このような状況ではカラ売り戦術は当面封印が賢明。

しかし既に過熱感が出ている銘柄も買えません、おのずと買える銘柄は出遅れ銘柄となって来ますが、何も魅力の無い銘柄は出遅れでも買われません。多くの投資家がまだ気づいていないようなテーマ株や材料株を動く前に仕込み、吹き上げを待つと言う投資が、少し時間は掛かりますが、今の日本市場ではリスク少なく利益に繋がる投資になります。又は過熱感が薄れ、調整が進んだ銘柄なども狙い目となりますが、まだその様な銘柄は有りません。上昇基調が続き、高値圏に有るような銘柄が今の日本市場には多く、このような銘柄に総じて言える事は、相場急変が有れば大きく下がると言う事です。利益を追求すると言う事は大事な事ですが、今の相場状況では、それ以上に急反落のリスクに対して備えをしながら対応して行かなければなりません。その備えとなるのが下落リスクの少ない銘柄へ投資をする事です、これまでに買い推奨をした銘柄は全てその様な銘柄です。

 

【当面の相場展望】

米国では13・14日にFOMCがあります、小幅の利上げが決定されると思いますが、本日日本市場の騰落レシオが150%を超えた事を考えると、米利上げ決定後は一旦円安も日経平均の上昇も一服し、一時的に円高株安の動きになる可能性が高いと思います。過熱感を冷ます為の調整局面を一旦迎えると思います。その場合の下値目処は12/8マド埋めの18765円付近が想定されます。しかし大局上昇トレンドに変わりは有りません。

 

【明日の見通し】

当面は19000円を中心に上限250円程度の変動が想定されますが、今日は上げ幅を広げた後下げに転じてローソク足も陰線、「上放れ十字線」の形ですので、テクニカル的見方では目先の天井の暗示となります。

 

【投資アドバイス】

先週末の米国株は、NYダウが大きく上昇して5日連続で過去最高値を更新、ナスダック指数も6日続伸で、トランプラリーの動きが一段と加速していると言う感じです。トランプ政権へのイメージ先行と言うムードも有りますが、最近発表された米経済指標は市場予想を上回る良好な物が多く、先週末も個人消費の動向を判断する12月の消費者態度指数が市場予想以上に上昇するなど、良好な経済実態を伴っている現実も有ります。米経済(GDP)の70%は個人消費が占めます、その個人消費が良好との経済指標が相次ぎ、更に加えてトランプ政権では減税と財政出動が加わります。おのずと来年以降の米経済が拡大すると言う見方が強まるのも有る意味では理に適っています。良い面だけを見ればそのようにはなりますが、悪い面を見れば一段と金利が上昇しドル高が進む、このような環境下でも米経済は成長基調が続くのか?一抹の懸念はやはり残ります。しかし今はプラス面だけを見て動いているのが株式市場です、マイナス面を意識するのはまだ少し先になりそうな状況です。今日の日本市場は、日経平均は大きく上昇していますが、個々の銘柄を見ると下げている銘柄も多く、一部の値ガサ株や先物主導で日経平均だけが大きく上昇していると言う感じがします。簡潔に言えばこのような展開は、日経平均と言う指数の上昇だけを狙うような投機筋の買いで起きる事が多く、一時的な急反落には注意しなければなりません。現物株への買いが入って上昇している時は問題は有りませんが、先物主導で上昇している時には少し注意が必要。日経平均の値動きに関しては今週は少し注意をしておく必要は有ると思います。明日から米国ではFOMCが始まり、小幅の利上げが決定すると思います。利上げ決定後に、円相場がどう反応するか?材料出尽くしとなって一旦円高に振れるのか?又は来年も利上げが続くとの見方から一段と円安が進むのか?どちらの可能性も有ると言うのが現時点での見方ですが、しかしそれも短期的な値動きに対する不透明感であり、仮に一旦円高に振れるような展開が有っても、大局円安基調が続くと言う状況は変わらないと思います。日経平均に関しても現状は過熱感が一段と高まっており、一時的に調整安の動きが有っても何らおかしくは有りません。しかしテーマ株や材料株への影響は限定的、この先円相場や日経平均が多少乱高下をしても、テーマ株や材料株中心の買いポジションであれば特に問題は無いと思います。