短期売買銘柄レポート(12月15日情報)

短期売買銘柄レポート(12月15日情報)

【今日の相場を振り返って】

12/15(木)日経平均株価は△20円の19273円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落して反落、FOMCでは約1年ぶりに利上げが決定されたものの、利上げ自体は想定内の事。しかし来年の利上げ見通しがこれまでの2回から3回に増え、長期金利が一段と上昇、原油先物相場も下落し、直前まで連日過去最高値を更新する展開でしたので、昨夜の米国株下落も本質的には目先の利益確定売りが主と言う感じ。米国市場はFOMC通過で一旦材料出尽くし、利食いのキッカケになったと言う展開でしたが、為替市場で大きく円安が進み円相場は117円台半ばまで円安が進行。本日の日本市場も一段の円安進行を受けて日経平均も買い先行で始まり寄り付き直後には19436円まで上げ幅を広げましたが、さすがに過熱感も警戒されて買い一巡後は売りに押されて小幅安で前場を終了。

後場には一時19192円まで下げ幅を広げましたが、目先の利食いが一巡すると再度上昇に転じてプラス圏に浮上して20円高で終わり、多少の乱高下は有ったものの、終わってみれば8日続伸。今夜の米国株がもう一段下げるのではないか?との懸念もあり、日本市場の騰落レシオも今日は160%を超えて来ました。明らかに過熱感が有る状況ですので、相場的に見れば一旦適度な調整場面が数日必要と言う状況です。しかしこれまでにも繰り返し述べて来ましたが、押し目待ちに押し目無しと言う状況が続いていますので、適度な調整安が有るとしても何らかのきっかけが無いとなかなか売り物も出て来ません。しかし何かキッカケが出て来れば、目先の利食いが一気に出て来ますので、下げ始めたときにはストンと大きく下がり易いと言う状況でも有ります。今日の前場の高値から後場の安値までの値動きも有る意味ではその様な投資家心理であり、下げ始めれば我先に利食いを急ぐと言う感じになりますのでその様な動きはいつ起きてもおかしくは有りません。しかしその様な一時的な下げも、異常な状況から正常な状況へと修正する動きですので、仮に有ったとしても悲観的になる事は有りません。逆にその様な動きが有れば絶好の安値買いのチャンスです、又、その様な下げが有ったとしても影響を受けるのは主に主力銘柄です、現在保有しているテーマ株や材料株にはさほど悪影響は有りません。

 

【当面の相場展望】

テクニカル的な過熱感は意識されながらも依然強含みの展開が続いている日本市場、現在日本市場の騰落レシオ25日平均は160%を超えており、異常な過熱状態に変化は有りません。しかし今は現実離れしているほどの強い相場状況でも有り、いつ適度な調整安が有るかはその時が来て初めてわかると言う感じ。調整安に備えながらも買いを考えて対応して行く状況、今の日本市場を簡潔に述べればこのような感じになると思います。明日の日経平均変動レンジは19400円~18800円。

 

【明日の見通し】

強含みの展開は続いていますが明日は週末で、来週はクリスマス休暇入りに伴う目先の利食いも増えると思われます。ぼちぼち海外勢の利食いが出て来る局面、明日は上がるよりも下げる可能性の方が高いように思います。

 

【投資アドバイス】

今の日本市場で出て来る売り物はほぼ全てが利食い売りです、弱気の売り物はほとんど有りません。利食い売りである以上は売却した後には手元には現金が残ります、それは先々下げれば押し目買いに動く原資でも有り、言い換えれば出て来る利食い売りは先々の押し目買いに転じると言う事です。先高期待が続く間は、このような好循環が続きますので一時的に下げる場面が有っても直ぐに切り返します。先々好循環が途切れるとすれば円安基調から円高基調に変わると言う局面ですが、今のところその様な兆しは有りません。しかし明らかに過熱し過ぎと言う日本市場です、簡潔に言えば今は、買い見送り、利食い出来るものは利食いを進める、そして過熱感の無い銘柄は保有継続で良し、その様な対応がベターと言う感じです。来週は海外勢のクリスマス休暇入りに伴う売りがかなり出て来ると思います、それが円高とセットなら少し大き目の調整安になる可能性も有りますが、円高を伴わなければ下げは限定的、しかし明日以降は日経平均に関しては上値重く、調整色が強まる可能性も有ります。明日以降の理想的な展開は主力銘柄や日経平均は調整色を強め、テーマ株や材料株への循環物色が強まる、その様な展開になれば、現在保有している銘柄には追い風になります。