短期売買銘柄レポート(12月26日情報)

短期売買銘柄レポート(12月26日情報)

【今日の相場を振り返って】

12/26(月)日経平均株価は▼31円の19396円で終了。先週末の米国市場は、NYダウ、ナスダック共に小幅に上昇して3日ぶりに反発、クリスマスの3連休を控えてポジション解消売りも多く、マイナス圏で推移する場面も有りましたが、良好な経済指標の発表も有り、引けにかけて上げ幅を広げて終わると言う展開でした。12月の米消費者態度指数は速報値から上方修正され13年ぶりの高水準に、11月新築住宅販売も市場予想を上回り、7-9月期GDP確定値も上方修正、米景気の拡大基調を示す経済指標が続き、年末高に向けての動きが期待出来そうな状況です。3連休明けとなる本日の日本市場ですが、今日は円相場が円高に振れている事から売りが先行する展開で日経平均も小幅安の始まり。しかし一段と売り込むような動きは無く、目先の売りが一巡した後は下げ幅を縮めるなど依然底堅い展開は変わりません。後場は大引け直前に小幅高に浮上したものの、大引け前にまとまった売り物が出て日経平均もマイナス圏に失速。しかし今日は欧米市場が今夜までクリスマスの連休で休みですので、今日の日本市場も市場参加者が少なく売買代金も低調。先物も現物株もポジション調整が中心と言う感じの展開でした。日経平均は小幅安ながら今日で3日続落、しかし下げると言うよりもほぼ横ばいの展開ですので、言わば日柄調整を進めていると言う状況。日本市場は明日が受け渡しベースの年内最終売買日になりますので今日は節税対策売りも出ていると思います。簡潔に言えば含み損を抱えている銘柄を損切りする事で税金面でメリットが有るという事です。ここで損失を確定させれば、今年のトータルの利益が減りますので、その分取られる税金も少なくなると言う事。極端な言い方をすれば、含み損の銘柄を一旦売却してその後直ぐに買い直せば、節税をした上で、その銘柄を持ち続ける事が出来ます。明日まではこのような節税目的の売りが出て来ますが、節税売りもほぼ大半はもう既に実行されていると思います。そう言う意味では明日出て来る節税目的の売りも限定的、株式市場への影響もほとんど無いと思います。

 

【当面の相場展望】

テクニカル面では依然上昇基調は継続中、高値圏で日柄調整を進めている状況、その様な見方になります。下値支持線として機能しているボリンジャーバンド+1σは本日19300円付近に位置しており、ここを切らない限り流れは上向きです。日経平均は適度に日柄調整が進み、本日騰落レシオも135%まで低下して来ました、一時は165%まで上昇していましたが、日経平均が大きく下げる事無く騰落レシオが低下した事は先高が期待出来る展開です。

 

【明日の見通し】

ボリンジャーバンド+1σ、+2σ共に上昇基調は継続中、19300円前後が下値支持、19800円前後が上値抵抗。上下どちらに振れるかは円相場次第ですが、当面は下げれば買いが有利と言う状況が続きます。

 

【投資アドバイス】

クリスマスも終わり、今年も残すところあと4営業日となりました。海外勢が徐々に売買に復帰して来る明日以降年末にかけて日経平均はどこまで上値を伸ばせるのか?気分的にはより高値で終る方がムード良く今年を終わり、来年に向けて気分も良い、と言う感じになりますが、テクニカル的には少し大きな意味を持ちます。日経平均株価が今年も陽線で終れば年足で見た場合5年連続の陽線となります。テクニカル的には年足5連陽は強気シグナル、長期的に見た場合、底値圏の2012年から続く年足5連陽となりますのでかなり精度の高いシグナルになります。簡潔に言えば数十年単位で見た大底確認と言う感じです。

今年の大発会の始値は18818円でしたので、これ以上で終れば今年も陽線、今年もあと4営業日で、既に日経平均は19400円付近ですので、このまま波乱無く推移すれば5年連続の陽線もほぼ間違いは無いと言う感じです。来年の1/20に正式にスタートするトランプ政権が、順調に政権運営を続ければ、2015年の日経平均の高値20952円も来年中には超えて来ると言う展開も十分に期待出来ると思います。トランプラリーだけで株価が上昇しているようなムードも有りますが、現実的には世界経済が緩やかに拡大していると言う現実も有ります。幾つかの懸念要因は有るものの、それを上回る先行きへの期待が有る、それが今の株価上昇の背景でも有ります。テクニカル判断、実体経済、株式需給、これら全てが現状では来年も株高を示しています。来年も十分に期待出来る相場環境ですので、残り少ない年内に無理に売買をする必要も有りません、年内は保有銘柄の動向を見守るのみ、吹き上げれば利食い実行、新規の買いは来年以降との考えに変わりは有りません。