短期売買銘柄レポート(12月29日情報)

短期売買銘柄レポート(12月29日情報)

【今日の相場を振り返って】
12/29(木)日経平均株価は▼256円の19145円で終了。昨夜の米国市場は、NYダウ、ナスダック共に下落して3営業日ぶりに反落。朝方は小高く始まったものの、金利上昇の一服を受けて銀行株に利益確定売りが強まり、その後他の幅広い銘柄にも利益確定売りが強まると言う連鎖でNYダウ、ナスダック共に下げ幅を拡大。しかしまだ投資家の売買復帰は鈍く、昨夜の米国市場も商いは閑散、薄商いの中でプログラム売買の利食いが強まり株価の下げ幅を大きくしたと言う感じもします。過去最高値圏にある米国株ですので、一旦下げ始めると、我先に利食いを急ごうとする投資家心理もある意味では致し方有りません。
しかし米経済を悲観しての売りでは有りませんので目先の利食いが一巡すれば反発に転じます、昨夜の米国株の下げも相場の上げ下げのリズムの一つのようなもの、過度に心配する必要は有りません。昨夜の米国株の下落と116円台への円高進行を受けて本日の日本市場も売り先行の始まりで日経平均は下げ幅を拡大。今日はこれまで日経平均の下値支持線となっていたボリンジャーバンド+1σを巡る攻防が予想されましたが、今日の下げで下に抜けたと言う結果になりましたので一旦目先の下値を確認する調整局面となります。今日は終始売り優勢の展開で日経平均も時間の経過と共に下げ幅を拡大。13時過ぎには今日の安値となる19092円まで下落、その後は押し目買いや買い戻しも入り若干下げ幅を縮小して終了。昨夜の米国株が下落し、円相場も116円台半ばまで円高が進行、今日の環境としては売るしかないと言う環境であり、ギリギリまで引っ張って来たポジション調整の売りが今日は集中したと言う感じ。正月休み中にトランプ次期大統領が円高牽制発言をするかも知れず?又は対立ムードが高まっている米中関係で何か悪材料が出て来るかも知れず、考えればきりが有りませんが、その様なムードも売り材料になりました。好材料も有れば悪材料も有る、株式市場には常にその両方が存在しますが、その時々にどちらを意識するかで株価も上がるか下がるかが決まります。今日に関しては、悪材料と言うか、懸念材料に意識が向かい、投資家心理も弱気に傾いたと言う感じです。しかしながら本質的には、今年も明日まで、年内に取れる利益は取っておきたいとの投資家心理だと思います。

【当面の相場展望】
大局上昇基調に変化は有りませんが、正月休みが近づいている事、円安の一服、1/20からスタートするトランプ政権への不透明感など、少し様子見ムードも強まっていると言う感じです。当面は大局上昇トレンドの中で一旦適度な調整が進みそうな状況です。

【明日の見通し】
今年も明日が最終売買日です、明日の日経平均の動向に関しては今夜の米国株と円相場の動向次第ですが、大局上昇トレンドに変わりは有りません。明日想定される日経平均の変動レンジは19400円~18900円。

【投資アドバイス】
今年もいよいよ明日が大納会です。今日は正月休みに備えてポジション解消売りが強まりましたが、正月休みに備えての利食いは年が明ければ再度買い需要として戻って来ます。
利食いすれば手元には資金が残ります、その資金は先々の買い予備軍です、今が天井で来年は下げ相場になるなら話も変わりますが、現状では来年も強気相場継続と見る投資家が多数派です。そう言う意味では年内の利食いによる株価下落もさほど気にする必要は無いと思います。来年の1/20に正式にトランプ政権がスタートするという事を考えると、時期的にはぼちぼち一旦様子見ムードも出易い局面とは言えると思います。株式市場が期待しているような政策が本当に実行されるのか?その辺りを見極めたいとするムードが強まっても何らおかしくは有りません。しかしそれは様子見材料で有り売り材料では有りません、結果が見極められるまでは株価としては上がらず下がらずと言う状況になりやすく、その様な状況下では材料株への物色が強まり易いと言う傾向も有ります。銘柄重視の対応で、下がり難く吹き上げる可能性を持つ銘柄に徹っした投資を続ければ、全体相場が多少不安定になっても、結果的にリスク少なくリターンを狙う投資になります。今年も明日で終わりですが、1月相場も銘柄重視の対応を続ければ最終的には結果は付いて来ると思います。

【保有銘柄に関するコメント】
現在保有している銘柄はそのまま保有継続で正月休みを迎えたいと思います。全てがほぼ買値付近ですので敢えて売却する必要も無いと思います。又引き続き有望銘柄との判断にも変わりは有りません。1月相場も吹き上げを待つと言うスタンスで対応したいと思います。