短期売買銘柄レポート(12月5日情報)

短期売買銘柄レポート(12月5日情報)

日足

週足

【今日の相場を振り返って】

12/5(月)日経平均株価は▼151円の18274円で終了。先週末の米国株は小幅に下落して4営業日ぶりに反落、注目された11月雇用統計はほぼ市場予想通りの結果になり、失業率も改善。しかしイタリアの憲法改正の是非を問う国民投票は改憲否決となりレンツィ首相が辞任すると言う結果に。イタリア国民投票の結果イタリア政治が混迷し、経営危機が深刻なイタリア大手銀行の破綻懸念が高まると言う懸念も高まっています。欧州情勢の先行きに新たな懸念が出て来た事も先週末の米国株の上値を重くしたと言う感じです。本日の日本市場もイタリア国民投票の結果を受けて円高が進み日経平均も売り先行の展開で株価は下落。しかしこれまで上がり過ぎていた日経平均ですので今日の下げも本質的には目先の利食いによる調整安です。イタリアの国民投票の結果も日本への影響は限定的、欧州の周辺国への影響も限定的だと思います。過度に警戒するような要因では無いと思います、当然買い材料にはなりませんが、過熱感を抱え、やや行き過ぎていた株式市場に冷静さを取り戻させると言う意味では良いキッカケになったと思います。今回のイタリアの国民投票の結果も、行き過ぎていた株式市場のガス抜きと言う意味では良い一面も有ると思います。

日経平均はこれまで一本調子に上昇して過熱感は否定出来ないと言う状況でした。円安・株高と言う展開が続いて来ましたが、ここに来てトランプラリーにも一巡感が見られ、株式市場の正常化に向けて適度な調整安の動きも出始めています。現状でもまだ過熱感は有りますが、もう一段の調整が進めば、程よく過熱感も払拭して再上昇に向けた動きも出やすくなります。簡潔に言えば、もう一段の調整安は想定しつつも、安値に対しては押し目買いを狙うと言うスタンスで良いと思います。現在25日移動平均線は17750円付近に位置しています、明日以降日々上昇して来ますが、多少の行き過ぎは有ったとしても、日経平均18000円前後が一つの下値目処になると思います。

 

【当面の相場展望】

日経平均は5日移動平均線を下回って終わり、一旦適度な調整場面を迎えそうです。今週末はメジャーSQが有りますので投機的な売買も増加します、若干値動きが大きくなる展開が想定されますが、仮に大きく下げる場面が有れば押し目買い有利、大局上昇トレンドは現状では変わりません。

 

【明日の見通し】

週末のメジャーSQを主に考えれば、明日は18250円~18000円が下値支持帯、18500円~18750円が上値抵抗帯、上下どちらに振れるかは円相場次第ですが、適度に調整が進み、過熱感を払拭すればその先は上昇、基本スタンスは安値が有れば押し目買い狙いで良いと思います。

 

【投資アドバイス】

一旦調整場面を迎えつつある日本市場ですが大局上昇基調は変わらず、現在保有している銘柄に関してはそのまま保有継続で何ら問題は有りません、次の買い出動に関してはもう一段の下落が有れば考えたいと思います(もう一段の下落を想定しながら安値を待つと言う買い方が最善)。 今週末にはメジャーSQが有りますので、明日以降投機的な動きも強まると思います、これまでの経験則から言えば、水曜日か木曜日が投機のピークです。仮に日経平均が目先の調整の安値を付けるとすれば水曜日か木曜日と言う事になります、更に言えば次の買い出動も水曜日か木曜日、その様な事も一応認識した上で明日以降対応して行けば良いと思います。一旦調整局面を迎えている日本市場ですが、少し先を見据えれば歓迎すべき展開です、行き過ぎた過熱感を一旦冷やさなければ次の上昇局面を迎える事は出来ません。日本市場の現状は、大局上昇トレンドの中で一旦調整局面を迎えている、その様に理解して良いと思います。

 

【本日の買い推奨銘柄】

東証2部、6946日本アビオニクス(本日終値219円)、11/14にも買い推奨をして既に利食い済みの銘柄ですがもう一段の下落が有れば再度買いを狙いたいと思います。12/2には一時250円まで上値を伸ばしましたが、買い一巡後は上げ幅を縮小、しかし依然上昇トレンドは維持しており、目先一旦下押し場面が有るかも知れませんが、下振れが有れば押し目買い有利。同社はNEC系の防衛用表示機器、音響機器大手で、防衛関連が約40%。トランプ政権が始動すれば、日本に対して防衛力の増強を求める可能性は依然高いと思います。加えて鳥インフルエンザの感染が確認され、同社は赤外線サーモグラフィを手掛けている事から鳥インフルエンザ関連の一面も持ちます。テクニカル的には190円台が目先の下値支持帯になりますが、約定確率を考えれば200円台で買いを狙うと言うスタンスが良いと思います。仮に190円台までの下げが有れば買い増し実行で良いと思います。当面は直近高値水準の250円付近が上値目処になりますので利食い目処は250円接近時、但し180円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。リニア新幹線建設で、同社子会社が所有する土地をJR東海に譲渡、保証金約74億円を今期から3期に分けて受け取る事になっており、財務内容健全化と増配期待も有ります。