短期売買銘柄レポート(12月6日情報)

短期売買銘柄レポート(12月6日情報)

【今日の相場を振り返って】

12/6(火)日経平均株価は△85円の18360円で終了。昨夜の米国株は上昇して反発、原油先物相場の上昇を受けてNYダウも一時上げ幅が100ドルを超えましたが、その後原油先物相場が下げに転じるとNYダウも下げに転じて上げ幅を縮小。11月のISM非製造業景況感指数も市場予想を上回る良い結果になり、大手金融機関の目標株価が引き上げられるなど米株式市場を取り巻く環境は依然強含み。昨日はイタリア国民投票の結果を受けて日本市場も売りが先行する展開で日経平均も下落しましたが、今日はすかさず反発するなど、依然買い意欲は旺盛。昨夜の欧米株が上昇して、イタリア国民投票の結果も一旦消化済みとのムードが強まり今日の日本市場も買い先行の始まりで寄り付き直後には18484円まで上昇。しかし買戻しが一巡すると戻り売りに押されて上げ幅を縮小、昨日は下落して、今日はすかさず反発するなど強含みの展開は継続中ですが、今週末のメジャーSQを控え、売り方と買い方の攻防が明日辺りまで続きそうな感じです。日本市場は一旦日柄調整的な局面を迎えており、今週末にメジャーSQを控えている事から、何かキッカケが有れば下振れしやすい状況。しかし下げれば押し目買いを待機している資金は豊富ですのでさほど心配は無いものの、メジャーSQを通過するまでは積極的に上値は買い難い、今はその様は状況だと思います。日経平均が下げれば押し目買いは入るものの、高値を買うような動きまでは無い、現状はそんな感じです。この先急激に円高に振れると言うような動きが無ければ、今週末のメジャーSQを通過すれば日経平均も日柄調整完了となって一段高に向かうと言う展開が想定されます。しかし円高に振れると言う動きが仮に有れば、日経平均も日柄調整から一時的に値幅調整へと状況が変わるかもしれません。日柄調整の後上昇に転じるのか?一旦値幅調整を挟んでから上昇に転じるのか?どちらも最終的には上昇に転じる事に変わりは有りませんが、目先の安値に関しては今後の円相場次第です。円安基調もやや一服し、米国からドル高を牽制するような発言がいつ出て来てもおかしくは有りませんので楽観的にはなかなかなれませんが、円相場に関係の無いような材料株を中心に買いポジションを作っていれば特に問題は無いと思います。

 

【当面の相場展望】

昨日と今日の値動きを見る限り日経平均は5日移動平均線を挟んでの上下動と言う値動きになっています。テクニカル的に見れば一旦下振れの動きが出てもおかしくは無いものの、114円を挟んでの値動きが続いている円相場や株価の先高観から底堅い値動きが続いています。今週末のメジャーSQを通過するまでは日柄調整的な展開が続き、SQ通過後に上昇に転じる、急激に円高に振れない限りその様な展開を想定しています。

 

【明日の見通し】

週末のメジャーSQを主に考えれば、明日は18250円~18000円が下値支持帯、18500円~18750円が上値抵抗帯、上下どちらに振れるかは円相場次第ですが、適度に調整が進み、過熱感を払拭すればその先は上昇、基本スタンスは安値が有れば押し目買い狙いで良いと思います。

 

【投資アドバイス】

今週末はメジャーSQですので、週末のメジャーSQを通過するまではある程度の乱高下も一応想定しながら対応する方が賢明です。イタリアの国民投票を通過し、年内に残る大きな海外イベントは12/13から始まる米FOMCだけです。しかし小幅の利上げは既に織り込み済みですので、市場の関心はFRBの来年の利上げ回数となっています。しかし来年の1/20にトランプ政権が始動すれば利上げ、ドル高を牽制する発言が出て来る可能性が高いと思います。しかし一方では、トランプノミクスを実行すればインフレ率が高まり、それは利上げ・ドル高に繋がる事になると言うジレンマが出て来ます。先々この矛盾をどう解消するのか?株式市場がこの矛盾にどのような反応を示すのか?現時点では一抹の懸念は拭えません。株式市場には流れ、勢いと言うものが有りますので、年内はこのまま強含みの相場が続くと思いますが、来年になれば若干不透明感が強まる、その様な意識を持ちながら、当面対応して行くと言う感じになると思います。今日の日本市場は反発していますが、円安基調も一服気味で週末にはメジャーSQを控えている、このような状況での株価反発ですので、本質はSQがらみの売買です。簡潔に言えば、売り方と買い方の攻防が続いている、そして買い方の勢いは一服しつつあり、ここ数日は売り方がやや優勢と言う状況です。簡潔に言えばSQ要因で上値は押さえられていると言う感じですが、メジャーSQを通過すれば、上値を押さえる要因も無くなり、年末に向けて一段高と言う動きが出て来ると思います。