長期仕込み銘柄レポート(2017年1月13日情報)

長期仕込み銘柄レポート(2017年1月13日情報)

日足

週足

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

世界が注目した1/11のトランプ次期大統領の記者会見は、大方の予想通りと言うか、質問をする記者、質問に答えるトランプ氏、共に攻撃的な対応を取るなど今後に不安を高めると言う結果になりました。大統領選挙勝利直後には、紳士的な態度を示したトランプ氏でしたので11日の会見でも大統領らしく紳士的な対応を期待するムードも有りましたが期待は失望に変わり、先行きへの心配が高まる結果になりました。更に貿易の不均衡に関して中国、メキシコに加えて日本も取り上げられるなど、日本にとってはマイナスの結果になったと思います。会見自体は、ロシアとの関係を問う質問が大半を占め、経済政策に関しては具体的な言及は無く、全体的に見れば失望と言うムードを高めた記者会見だったと思います。しかしマーケットが期待し過ぎたと言う一面も有り、12日の円高株安の動きも、行き過ぎた期待が剥げ落ちただけの事、ショック安も中長期的に見れば一過性のものです。

 

トランプ会見を受けて12日の日経平均株価も下落し円相場も一時113円台まで円高が進行、しかし円高進行も株価下落もさほど大きな動きではなく、小さなショック安と言う程度の下げでした。又売られる銘柄も円高が悪材料になる主力銘柄に片寄るなど、内需系の小型材料株やテーマ株への悪影響は限定的でした。11日のトランプ会見も売り材料にはなりましたが、悪影響は限定的でイベントを通過したと言う感じです。トランプ発言に一喜一憂していますが、株式市場が本質的に見ているのは政策です、減税、財政出動、規制緩和と言うトランプノミクスが変わる事は有りません、そうで有る限り大きな流れとしては円安株高基調も変わりません。

 

昨夜の米国市場は、NYダウ、ナスダック指数共に下落、トランプ会見を受けてアジア、欧州の株価が下落した事から昨夜の米国市場でも売りが強まりNYダウも一時下げ幅を広げましたが、売り一巡後は切り返して下げ幅を縮小。そして今日は日本市場も反発するなど、トランプ会見の悪影響も世界を一周して、ほぼ落ち着きを取り戻したと言う感じ。円相場も昨夜の海外市場では一時113円台まで円高が進みましたが今日は一時115円台に戻すなど円高圧力もやや一服。来週の前半ぐらいまではまだ円高圧力が残るかもしれませんが、トランプ会見の影響も徐々に消化して行くと思います。今日は1月のSQ日でしたが寄り付きでSQを通過した後は買い先行で日経平均が上昇するなど相場の地合いとしては強含み。しかし一旦円高の流れが出ていますので当面は日経平均19000円台の値固めを進めると言う感じになると思います。日経平均と言う全体で見れば、当面調整色が強くなると言う展開になると思います、イメージとしては上げ下げを繰り返すボックス相場のような値動きです。しかし一方では個別物色の動きが続きますので、これまでと同じように、銘柄重視の投資をしていれば特に問題は有りません。銘柄重視、内需系の小型材料株やテーマ株を中心に買いを考えて行くならやや調整色が強まる日経平均の値動きもさほど気にする必要は無いと思います。トランプ発言に一喜一憂していますが、本筋は政策です。減税、財政出動、規制緩和と言うトランプノミクスが変わる事は有りません。トランプ政権で脇を固める閣僚達の議会証言は安心感を持てる内容です、マスコミ相手の暴言と政策遂行は次元の違う話。トランプノミクスを進めて行くと言う基本方針が変わらない限り、大きな流れとしては円安・株高基調は変わりません。

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

2 化学 4635東京インキ 1/13 終値272

 

買いゾーン①時価 ②250円台有れば 利食い目処400円前後 損切り220円割れ

 

同社は共同印刷系のインキ中位メーカーで、樹脂着色剤や成形材料に強みを持ち、3Dプリンタ用ステージ接着剤も手掛けています。今年は電気自動車や自動運転車開発が加速すると見られています。米国では3Dプリンタを使って自動車の車体を製造するなど、株式市場でも再度3Dプリンタ関連銘柄に注目が集まる可能性も有ります。材料性のみなならず、同社株の割安感は際立っており、業績は増収増益基調、1株利益30円、同社1株純資産は770円と、現在の株価には明らかに割安感が有ります。テクニカル的にも上昇トレンドは継続中、既に2009年以降の高値を更新し、中長期的には2005年高値水準の400円台を目指す流れの途上にあります。1株利益30円、1株純資産770円を考えれば、400円台まで上昇してもまだ割安感が有り、加えて3Dプリンタ関連銘柄への注目が高まれば更に上値を目指す展開も期待出来ます。好業績で割安、3Dプリンタ関連の材料性から同社株への見直し買いの動きはまだ始まったばかりだと思います。

 

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【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し

※  何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

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※次回の提供日は1/25(水)です。