中期売買銘柄レポート(1月11日情報)

中期売買銘柄レポート(1月11日情報)

日足

週足

【全体相場解説と投資判断】
1/11(水)日経平均株価は△63円の19364円で終了。昨日まで3日続落と言う事も有り、今日は円高も一服し、買戻しが先行する展開で日経平均も4日ぶりに反発。今夜はトランプ次期大統領の記者会見も有りますので、本質的には様子見ムードに変わりは有りませんが、トランプ会見に大きな問題がなければ明日は買いが先行する展開が想定されますので、昨日まで売り込んでいた投資家の買戻しが今日の買いの中心と言う感じです。今夜のトランプ会見を無事通過すれば日経平均も2万円チャレンジの展開になりますが、仮にトランプ会見でドル高牽制発言や保護貿易を示唆する発言など、世界経済への懸念が強まるようなら日経平均も一時的には下振れ、しかし下振れが有れば先を見据えれば安値買いのチャンスになります。今夜のトランプ会見次第では多少の乱高下が有るかもしれませんが、引き続き銘柄重視の発想で、下がり難く上がる要素を持つ銘柄を中心に買って行くと言うスタンスなら特に問題は無いと思います。

【銘柄情報】【本日終値261円】
(東1)宇部興産(4208)  化学  1000株
同社は化学、医薬品、建設資材、機械、エネルギー・環境関連事業を手掛けていますが、本日日本発の新素材である、炭化ケイ素繊維(軽量で耐熱性を持つ材料)が、米GEが次世代航空機エンジンの基幹部品に採用するとの発表を受けて同社株も一時急騰。炭化ケイ素繊維は世界で宇部興産と日本カーボンしか今の所は作れず、今後量産段階に向けて各産業分野で需要が拡大して行く可能性も有ります。同社株も本日は一時285円まで急騰、その後売りに押されて上げ幅を縮小して終りましたが、上げ幅を縮小した主原因は、同社株が昨年の9月以降上昇基調が続いていた事や今夜にはトランプ米次期大統領の初の記者会見の控えていますので、一旦目先の利益を確定する動きが出た事だと思います。今夜のトランプ米次期大統領の初の記者会見を通過すれば再度買われる可能性が高く、テクニカル的にも上昇トレンドは継続中、明日は時価近辺の260円前後で買いを実行したいと思います。当面は300円付近が上値目処になりますので利食い目処は300円接近時、但し昨年12/30安値238円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。又同社はセメントも生産しており、トランプノミクス関連銘柄でも有ります。

 

 

【テクニカル評価】AA

【投資タイプ】押し目買い
 

【ポイント】 炭化ケイ素繊維関連

 

 

【第1買いポイント】  260円前後

 

【第2買いポイント】  なし

【売り値目標】  300円接近

【損切り設定】 238円を切れば損切り

 

*リスク覚悟でリターンを狙う場合:第1買いポイントでエントリー
*慎重な投資スタンスをとる場合 :第2買いポイントでエントリー

 

 

【企業情報】

1897年に採炭で発祥し機械、セメント、化学へ多角化。医薬も。ナイロン原料は世界大手。アンモニアの隔年設備定修と外販ナイロン原料の市況低迷で、化学品が上期利益小。下期稼ぐも及ばず。生コン数量減る。営業減益。減損一巡。18年3月期はナイロン原料の外販価格が底打ち。食品包装フィルム向け中心にナイロン樹脂が出荷増。