市況分析(1月10日後場情報)

市況分析(1月10日後場情報)

日経平均株価は152円安の19301円で終了。昨夜の米国株が下落し円高も進行、今日は売り先行で安く始まった日経平均でしたが、その後一旦円安に振れた事から前場終了前には一時プラス圏に浮上する場面も有りました。
しかし昼休みに一段の円高が進み日経平均も下げ幅を拡大、一時198円安まで下げ幅を広げる場面も有りましたが、若干下げ幅を縮めて終了。
円高を嫌気した株売りと言う展開ですが、その背景には明日のトランプ会見への警戒が有り、大局的に見ればトランプラリーで進んだ円安が一旦巻き戻し局面を迎えていると言う状況です。
簡潔に言えば、トランプラリーでドルを買って来た投資家が一旦利食いを進めていると言う事です。
普通に考えれば明日まではこの流れは続く、そして明日の夜に予定されているトランプ会見の内容を見極め、日本時間の12日に新たな動きが始まる、その様な流れになって来ます。
繰り返しになりますが、トランプ会見が問題なく無事通過すれば再度円安が進み日経平均も上昇に転じます。
しかしトランプ会見に問題が有ればもう一段円高が進み株価も一段安になると思います。
問題とは、ドル高を牽制するような発言や保護貿易主義的な発言、対中国との対立を高めるような発言など、世界経済に悪影響が出るような発言です。
トランプノミクスとも言われているトランプ氏が掲げている政策、減税・財政出動・規制緩和、米企業が海外で保有している利益の本国回帰に対する優遇政策など。
どのように実現して行くのか?などの発言にも注目が集まります。
トランプ会見に対する見通しとしては、波乱となる可能性は少ないと見てはいますが、過去の発言に問題も多いトランプ氏ですので、11日のトランプ会見の内容を確認するまでは一応リスク回避を優先する方が良いと考えています。