市況分析(1月12日後場情報)

市況分析(1月12日後場情報)

日経平均株価は229円安の19134円で終了。今日はトランプ会見を受けて円高が進み日経平均も売り先行で始まり下げ幅を拡大、その後一旦下げ幅を縮小したものの後場に再度売り込まれて13時過ぎには今日の安値となる19069円まで下落。
しかしその後は買い戻しも入り大引けにかけて下げ幅を縮小、トランプ会見をキッカケに円高が進み、円高の分だけ日経平均も下げた、簡潔に言えば今日はその様な展開でした。
明日以降の日経平均の動向もやはり円相場次第です、トランプラリーで大きく円安が進みましたが、一旦本格調整の局面を迎える、円相場に関してはその様な感じがします。
円相場のテクニカル的な目処としては1ドル113円~112円付近になりますが、米長期金利との関係や、日々出て来る経済ニュース、投機筋の思惑など、色々な要素も絡んで来ますので、あくまでの一つの目処です。
日経平均も今日の下げで25日移動平均線を下回りました、テクニカル的見方としてはもう一段の下げが有ると言う感じになりますが、次の下値目処としてはボリンジャーバンド-1σが位置する18800円台です。
テクニカル的な見方もそこまで下げると断定するものではなく、下げれば意識される価格帯と言うようなものです。
仮に今夜の米国株が大きく上がれば明日の日本市場も上昇する事になり、株式市場のムードも一気に変わります。
今日の円高と日経平均の下落に関しては、トランプ会見で貿易の不均衡国として日本が名指しされた事に対する失望売りと言う一面も有ります。
しかし日本企業が米国内で多くの雇用を生み出していると言う現実も次第に理解されていくと思いますので、昨夜の会見も過剰に悲観する必要は無いと思います。
又、円高による悪影響は日経平均と主力銘柄には大きいものの、内需系の小型材料株やテーマ株にはさほど悪影響も有りません。
日経平均が下落すると言う事は利食いが出て来ると言う事であり、それはキャッシュポジションが高まると言う事です。
キャッシュはいずれどこかに投資をしなければならず、今日のような投資環境が続くなら、おのずと内需系の小型材料株やテーマ株に資金は向かいます。
日経平均と言う全体で見れば、当面調整色が強くなると言う展開になると思いますが、一方では個別物色の動きが続きますので、これまでと同じように、銘柄重視の投資をしていれば特に問題は有りません。
銘柄重視、内需系の小型材料株やテーマ株を中心に買いを考えて行くなら昨夜のトランプ会見の結果もさほど気にする必要は無いと思います。
トランプ発言に一喜一憂していますが、本筋は政策です。減税、財政出動、規制緩和と言うトランプノミクスが変わる事は有りません。
そうで有る限り大きな流れとしては円安株高基調も変わりません。