市況分析(1月20日前場情報)

市況分析(1月20日前場情報)

日経平均株価は19円高の19091円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック共に下落、トランプ大統領の就任式を控えてポジション調整の売りが優勢と言う展開。
簡潔に言えば、トランプ大統領の就任演説の内容を見極めたい、その様な心理が強まると言う展開です。
円相場も昨夜の海外市場では一時115円台の半ばまで円安が進みましたが、その後は反転して今日の日本市場では114円台の後半。
トランプ大統領のドル高牽制発言を受けて円高が進み、昨日はイエレンFRB議長の発言を受けて円安が進み、今日はそれらの影響も一巡して落ち着きつつあります。
円相場も一旦落ち着いた後は今夜のトランプ演説の内容によって再度上下どちらかに振れる事になります。
来週以降の円相場の動向が今夜のトランプ演説の内容次第となれば、おのずと様子見ムードも強まりますので、それは株式市場にも言える事、イベントを前にして積極的な売買は有り得ませんので、本日の日経平均も前日終値を挟んでのもみ合い。
簡潔に言えば今夜のトランプ演説の内容確認待ち、今日はその様なムードが市場を支配します。
日本市場の現状としては、円相場も株式市場もトランプラリーで大きく円安株高が進んだ後の調整局面と言う位置付けに有ります。
簡潔に言えば上昇トレンドは継続中の中での一旦調整局面、買われ過ぎた過熱感を修正している局面でも有ります。
これまではトランプノミクスへの期待が先行すると言う展開での円安株高でしたが、今後は現実を見極めながらの展開へと移行して行きます。
トランプノミクスと言われている減税、財政出動、規制緩和などの主要経済政策が本当に実現出来るのか?
TPP離脱、NAFTA再交渉などからも見えるように、保護貿易主義が強まるのではないかと言う懸念?
トランプ政権の政策実行能力などへの不透明感も有り、今後は現実的な部分を見極めながら円相場も株式市場も展開されて行きます。
確かにトランプ政権に対する不安は有りますが、上下両院を共和党が過半数を占め、政権がスタートしたら公約実現が最優先されるのは確実。
減税、財政出動、規制緩和に関しては、多少の時間は掛かっても、年内には順次実行される可能性が高いと見ています。
トランプ政権もスタートした後には紆余曲折が有ると思いますが、基本的には株高が期待出来る政権だと思います。