市況分析(1月23日後場情報)

市況分析(1月23日後場情報)

日経平均株価は246円安の18891円で終了。トランプ大統領の就任演説の内容が、保護主義的な色が強かった事から円高が進み今日の日経平均も下落。
今日は寄り付から売られて9時20分頃に18879円まで下落、これが今日の安値となりました。
その後更に下値を売り込むような動きは無く、日経平均も徐々に下げ幅を縮めて14時頃には一時19024円まで下げ幅を縮小しました。
しかしその後急速に円高が進み、日経平均も急反落で下げ幅を拡大、前場の安値を切る事は有りませんでしたが、やや円相場に振り回されると言う展開でした。
日経平均は大きく下落しましたが、相場の中身を見ると、テーマ株や小型材料株の値動きは堅調で上昇する銘柄が多く、物色意欲は依然旺盛。
主力輸出関連銘柄は売られていますが、テーマ株や小型材料株は買われている、相場的に言えば循環物色は機能していると言う状態ですので今日の下げも余り警戒する必要は有りません。
日経平均の値動きよりも、個々の銘柄の値動きのみ注視して行けば良いと思います。
この先もトランプ政権から出て来る色々な報道を受けて円相場や日経平均も一喜一憂すると思いますが、だからこそ、目先の報道にさほど影響を受けない、テーマ株や小型材料株を中心に銘柄重視のスタンスが最善となります。
お昼のコメントでも書いたように、トランプ政権に対して過度に警戒する必要は無いと思います。
今日はトランプ大統領の就任演説を受けて円高株安の展開になりましたが、本質的には先週の反動のようなものです。
就任演説で述べられた内容も、これまでにトランプ氏が述べて来た内容と同じもので、特に新しい内容でも有りません。
既に知っている事であり、マーケットも既に織り込んでいます。そして今後はトランプノミクスの具体的な中身が徐々に明らかになって行きます。
楽観的に言えば、トランプノミクスへの期待が続くと言う事になり、先に期待が有れば株式市場は崩れません。
トランプノミクスの実現性に疑問を持つ市場関係者も多くいますが、減税と規制緩和に関しては大統領も議会共和党も概ね賛成。
財政出動に関しては、民間資金も活用すると言う方針ですので、紆余曲折は有るでしょうが最終的には実行出来ると思います。
2年後には中間選挙が有る米国です、選挙で再度過半数を得る為にも、今後2年間は、好景気にすると言う力が議会共和党にも働きます。
日経平均に関してはトランプノミクスの詳細が明らかになるまでは19000円を挟んだボックス相場的な値動きになると思いますが、個々の銘柄に関しては引き続き活発な物色が期待出来ます。
トランプノミクスの詳細が明らかになるまでは主力銘柄は買い難い、そうなれば物色はおのずとテーマ株や小型材料株に向かうと言う事になります。