市況分析(1月25日前場情報)

市況分析(1月25日前場情報)

日経平均株価は206円高の18994円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック共に大きく上昇して反発。トランプ大統領がカナダから米国に原油を運ぶパイプライン建設計画の大統領令に署名。
オバマ政権では環境への悪影響が有るとの理由から建設申請を却下していましたが、トランプ大統領が大統領令に署名した事で、同じように建設計画が止まっている多くの施設の建設が進むとの見方から株式市場も好感。
カナダから米国に原油を運ぶパイプライン建設計画では2万人以上の雇用が生まれると見られており、今後停止中の開発計画が順次再開するなら、設備投資と雇用のダブルの増加が米経済全体にもプラスに働きます。
当然その様な状況は米長期金利の上昇に繋がる事になりますので昨夜の米国市場では長期金利が上昇、その結果円安が進み本日の日本市場では一時113円台の後半まで円安が進行。
本日の日本市場も円安進行を好感して買い先行で始まり、日経平均も一時19133円まで急伸、上げ幅も300円を超える場面も有りましたが、買い一巡後は円高に振れた事も有り上げ幅を縮小。
今日は大きく上昇している日経平均ですが、テクニカル的に見れば日経平均の25日移動平均線は19250円付近に位置しており、今日は上昇したと言っても25日移動平均線にも届いていません。
簡潔に言えば依然大きな流れはまだ下向き、短期トレンドは下降トレンドが継続中と言う状況の中で株価反発局面です。
相場的な言い方をすれば上昇してもまだ戻り売りが出て来るチャート形状です、ざっくりと言えば日経平均が25日移動平均線を上回って来るまでは引き続き上げ下げを繰り返す展開が続くと見ておく方が賢明です。
しかし弱気になるような必要は有りません、先高見通しは変わらず、もう暫くボックス相場的な調整局面が続く可能性が高いと言うだけの事です。
この先下げ過ぎるような場面があれば安値買いのチャンスとの見方も変わりません、東証1部の主力銘柄よりもテーマ株や小型材料株狙いの投資の方が良いと言う考えも変わりません。
大局的に見れば先々上昇に転じる事になりますが、それはもう少し先だと思います、トランプ政権の動向に一喜一憂していると言う感じの今の日本市場ですが、その様な状況がもう暫くは続くと見ておく方が良いと思います。