市況分析(1月4日前場情報)

市況分析(1月4日前場情報)

日経平均株価は415円高の19529円で前場を終了。新年明けましておめでとうございます。2017年の干支は酉(とり)、相場格言では「申酉騒ぐ(さるとりさわぐ)」と言われ、荒い値動きになるとされています。
昨年の申年も、前半は大きく下落し後半は大きく上昇するなど激しい値動きになりました。
今年も昨年同様に大きな乱高下の動きが有るのか?そのカギを握る一人としてははやはり米国のトランプ次期大統領になると思います。
又過去に7の付く年には世界を揺るがす大きな出来事も続いています。1987年にはブラックマンデー、1997年にはアジア通貨危機、2007年にはリーマンショックのキッカケとなるサブプライムローン問題、そして今年は2017年。
過去を振り返ると大体10年おきぐらいで世界を揺るがす大きな出来事が起きており、このようなアノマリーを気にする市場関係者もいます。
確たる理由は無いものの、10年おきに起きる大惨事に、歴史は繰り返すと言う事を考えがちな人間ですが、その様な惨事は絶対に無いとは言いませんが、仮に有ったとしても、その様な兆しが見えれば人より先に撤退出来れば大きな問題は有りません。
日々相場状況を見極めながら、いざと言う時にはすかさず逃げる、その様な対応が出来れば、10年おきの大惨事と言うアノマリーも特に気にする事は有りません。
正月休み中に海外で特に大きな事件も無く、昨夜の米国市場も良好な経済指標の発表が好感されてNYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇。
円安も進み、正月休み明けの本日の日本市場も買いが先行する展開で日経平均も上げ幅を拡大。
日経平均株価は昨年末に25日移動平均線付近まで下げていますので今日の買い先行の展開も目先の調整局面は完了との見方が強まった結果の株価上昇だと思います。
加えて円安進行、米国株高、正月休み中に何も悪材料が無かった事など、株式市場を取り巻く環境が良好だと言う事も勿論有ります。
日経平均株価も昨年末の大納会では一時19000円を切り、18991円まで下落しましたが、今日の大発会では19500円台を回復、昨年12月高値の19592円を視野に入れる展開になっています。
幸先の良い好スタートを切った日経平均、日本市場ですが、3日から昨年11月の選挙で当選した新議員による米議会も始まっています。
1/20にはトランプ新大統領の就任式が有り、いよいよトランプ政権の始動も間近です。トランプノミクスと言われる政策が確実に実行されるのか?株式市場の関心もその一点に注目しています。
トランプノミクスも最終的に議会の承認が無ければ実行は出来ません、そう言う意味でも1月は特に米政治動向にも注目しなければなりません。
しかし投資スタンスは強気、米政治動向に注意を払いながら銘柄重視のスタンスを維持する、その様な対応で良いと考えています。