市況分析(10月1日前場情報)

市況分析(10月1日前場情報)

日経平均株価は143円高の24263円で前場を終了。先週末の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に小幅高ながら続伸。イタリアの財政懸念の浮上やカナダとの貿易協議に合意の見通しが立たず警戒売りが出たものの、旺盛な個別物色が指数を下支えすると言う展開に。

イタリアでは、19年予算で財政赤字が前政権から拡大し欧州株は軒並み下落する展開に。

カナダとの貿易協議も難航、中国も30日に発表された9月のPMIが前月比で悪化するなど、米中貿易戦争の悪影響が出始めています。

しかしながら米国株は堅調、米企業業績に悪化の兆しは無く、個別企業の業績も堅調、世界を見渡せば警戒すべき材料は有るものの、米実体経済の良さからさほど警戒するムードは有りません。

その様な海外環境を受けて始まった本日の日本市場ですが、円相場が一段安になり114円に接近。

日経平均も買い先行で始まり寄り付いた後も上げ幅を拡大、バブル崩壊後の高値を既に更新し、日経平均の上値を抑える要因も無く、一段の円安進行で今後本格化する主要企業の9月中間決算発表への期待が高まっていると言う状況です。

今週からは名実共に10月相場入りになります。今年度の後半の半期の始まりで期初の益出しと言う動きも警戒される状況では有りますが、今のところはまだ流れは上向き、しかし上がり過ぎれば益出しの売りが強まりますので、その点は引き続き警戒しながら対応して行かなければなりません。

又今週はノーベル賞の発表も有ります、1日は生理学・医学賞、2日には物理学賞、3日には化学賞の発表が予定されており、仮に日本人が受賞すれば関連銘柄への物色が強まると思います。

しかし受賞を予想して先回りで関連銘柄を買うと言う行動はやはり博打です、そこまでする必要は無く、結果を確認してから考えれば良いと思います。

本日寄り付き前に日銀短観が発表されましたが、大企業製造業の景況感は3四半期連続の悪化となり、同非製造業も8四半期ぶりに悪化しました。

自然災害の多発や米中貿易戦争の影響、原油相場の上昇によるコスト上昇など、幾つかの原因が上げられますが、全体的には悪化も小幅で、足元一段の円安が進んでいる事を考えれば日銀短観の結果も株式市場には余り悪影響は無いと思います。

現在東証1部の騰落レシオは130%を超えています、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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