市況分析(10月5日前場情報)

市況分析(10月5日前場情報)

日経平均株価は190円安の23784円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく下落。米長期金利が3,23%まで急伸し、住宅販売や自動車販売など幅広い個人消費にマイナスの影響が出るとの見方から株式市場も売りが優勢に。

加えて前日にパウエルFRB議長がこれまで想定されていた以上に金利を引き上げる可能性に言及した事も警戒売りを強めました。

今夜は米9月雇用統計の発表が有り、市場予想を上回る結果になれば、米利上げの加速が意識される事になります。

先日のADP雇用統計も強かった事から、強い経済指標発表への警戒が強まると言う状況です。

景気が強過ぎて株が売られると言う普通に聞けばおかしな事ですが、しかし株式市場では強過ぎる景気は金利引き上げにつながり、金利の上昇は株式市場への売り材料になります。

ゆっくりと金利が上昇して行く分にはさほど敏感に反応はしませんが、短期間で急激に金利が上昇する状況は株式市場も警戒を強めます。

昨夜の米国市場はまさにその様な展開で、今夜の雇用統計の発表を控えて、一旦目先の利食い売りを進めたと言う展開だと思います。

昨夜は大きく下げた米国市場ですが、現状は過去最高値圏に上昇しており、ある程度の下落は大局的に見れば適度な調整安に変わりは有りません。

日米共に直近に上昇し過ぎていると言う一面が有りますので、現状では一時的な調整安の範疇の動きです、過度に警戒する必要は無いと思います。

本日の日本市場も昨夜の米国株の大幅下落を受けて売りが先行する始まりで日経平均は寄り付き直後に23730円まで下落。

しかし売り一巡後は押し目買いで切り返して下げ幅を縮小、10時半ごろには23928円まで戻しましたが、戻り一巡後は再度下げに転じて前場を終了。

後場には日銀のETF買いが期待出来る状況ですので、どの程度下げ幅を縮めるかに注目したいと思います。

テクニカル面から日本市場を見た場合、一時は130%を超えていた騰落レシオは今日の下げで100%程度まで低下していると思います。

まだ、多少の過熱感は残りますが、行き過ぎた加熱状況はかなり改善されています。しかし日経平均の25日移動平均線は23300円付近に位置しており、25日移動平均線から見た場合にはまだ過熱感は残ると言う状況です。

しかし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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