市況分析(12月15日後場情報)

市況分析(12月15日後場情報)

日経平均株価は20円高の19273円で終了。今日は円相場が117円台半ばまで円安が進み、寄り付き直後には19436円まで上げ幅を広げた日経平均でしたが、買い一巡後は利食いに押されて下げに転じ、後場開始直後には19192円まで下落。
前場の高値から244円下げた事になりますが、その間も円相場は大きな動きは無く117円台半ばで推移していた事を考えると、基調変化ではなく、ポジション解消売りによる下げと見て良いと思います。
日経平均は目先の利食いが一巡すると再度上昇に転じてプラス圏に浮上、20円高で終わり、多少の乱高下は有ったものの、終わってみれば8日続伸。
今夜の米国株がもう一段下げるのではないか?との懸念もあり、日本市場の騰落レシオも今日は160%を超えて来ました。
明らかに過熱感が有る状況ですので、相場的に見れば一旦適度な調整場面が数日必要と言う状況です。
しかしこれまでにも繰り返し述べて来ましたが、押し目待ちに押し目無しと言う状況が続いていますので、適度な調整安が有るとしても何らかのきっかけが無いとなかなか売り物も出て来ません。
しかし何かキッカケが出て来れば、目先の利食いが一気に出て来ますので、下げ始めたときにはストンと大きく下がり易いと言う状況でも有ります。
今日の前場の高値から後場の安値までの値動きも有る意味ではその様な投資家心理であり、下げ始めれば我先に利食いを急ぐと言う感じになりますのでその様な動きはいつ起きてもおかしくは有りません。
しかしその様な一時的な下げも、異常な状況から正常な状況へと修正する動きですので、仮に有ったとしても悲観的になる事は有りません。
逆にその様な動きが有れば絶好の安値買いのチャンスです、又、その様な下げが有ったとしても影響を受けるのは主に主力銘柄です、現在保有しているテーマ株や材料株にはさほど悪影響は有りません。
今の日本市場で出て来る売り物はほぼ全てが利食い売りです、弱気の売り物はほとんど有りません。
利食い売りである以上は手元には現金が残ります、それは先々下げれば押し目買いに動く原資でも有り、言い換えれば出て来る利食い売りは先々の押し目買いに転じると言う事です。
先高期待が続く間は、このような好循環が続きますので一時的に下げる場面が有っても直ぐに切り返します。
先々好循環が途切れるとすれば円安基調から円高基調に変わると言う局面ですが、今のところその様な兆しは全く有りません。
来週はクリスマス休暇入りに伴う売りがかなり出て来ると思いますが、需給悪化が円高とセットなら少し大き目の調整安になる可能性も有りますが、円高を伴わなければ下げは限定的。
そして言える事はどちらにしても調整安の安値は押し目買い有利と言う事です。