市況分析(12月22日後場情報)

市況分析(12月22日後場情報)

日経平均株価は16円安の19427円で終了。今日は売り先行で始まり前場には一時19327円まで下げ幅を広げましたが、売り一巡後は押し目買いで下げ幅を縮め、大引け前には上げ幅を広げて一段と下げ幅を縮小。一時下げ幅も116円安まで広がりましたが終わってみれば16円安と小幅安、下がれば押し目買いが入ると言う底堅さに変わりは有りません。今日は3連休を控えた週末ですので、下がれば買うと言う投資家は居ても、積極的に上値を買って来ると言う投資家も居ません。まずは売り手に売らせ、その後に安値を拾う、今日などはまさにその様な典型だと思います。下げそうで下がらない、その様な展開が続いている日本市場ですが、海外勢のクリスマス休暇前の利食いは確実に出ており、その売りが出ても日経平均が余り下がらないと言う事は売りは全て吸収されていると言う事です。週末の3連休中にクリスマスは有りますので、先に述べたようなクリスマス前の売りもほぼ今日で出尽くしたと思います。来週以降は多少国内勢の売り物も出て来ると思われますが、下げない相場を見ていると、一旦売却して、利益を確定したら直ぐに買い戻していると言う感じもします。機関投資家の担当者にすれば、下げない相場の中で、利食いをして、その後ポジションゼロと言うのも持たないリスクを意識するはずです。利食いしたまでは良かったけれど、売った後にジリジリ上昇して行くと言う事になるのも嫌なものです。それを防ぐには利食い実行の後に直ぐに買い直す事、一応利益は確定しており、新規の買いに関しては正月をまたいでも何ら問題は有りません。今の強い相場環境では、ポジションゼロで居る時間は、株を持たないリスクを強く感じると思います。個人投資家と違って、機関投資家の運用担当者などにとっては、常にポジションを持っていなければなりません。どのような環境でも売買をしなければならない、それが機関投資家の運用担当者の宿命とも言えます。正直今年は正月休みなど無い方が良いと思っている運用担当者も多いのではないかと思います。今日の日経平均は小幅安になりましたが、ローソク足は陽線で今日の高値引けと言う終り方です。出来高や売買代金は海外勢のクリスマス休暇も有ってやや低調では有りますが、依然押し目買い意欲は旺盛な状況。クリスマスも終る来週の展開に期待が持てると思います。