市況分析(12月26日前場情報)

市況分析(12月26日前場情報)

日経平均株価は17円安の19410円で前場を終了。先週末の米国市場は、NYダウ、ナスダック共に小幅に上昇して3日ぶりに反発、クリスマスの3連休を控えてポジション解消売りも多く、マイナス圏で推移する場面も有りましたが、良好な経済指標の発表も有り、引けにかけて上げ幅を広げて終わると言う展開でした。
12月の米消費者態度指数は速報値から上方修正され13年ぶりの高水準に、11月新築住宅販売も市場予想を上回り、7-9月期GDP確定値も上方修正、米景気の拡大基調を示す経済指標が続き、年末高に向けての動きが期待出来そうな状況です。
3連休明けとなる本日の日本市場ですが、今日は円相場が円高に振れている事から売りが先行する展開で日経平均も小幅安の始まり。
しかし一段と売り込むような動きは無く、目先の売りが一巡した後は下げ幅を縮めるなど依然底堅い展開は変わりません。
今年も残すところ今日を入れて後5営業日となる日本市場です、今週末までにどこまで上値を伸ばせるのか?
気分的にはより高値で終る方がムード良く今年を終わり、来年に向けて気分も良い、と言う感じになりますが、テクニカル的には少し大きな意味を持ちます。
日経平均株価が今年も陽線で終れば年足で見た場合5年連続の陽線となります。テクニカル的には年足5連陽は強気シグナル、長期的に見た場合、底値圏の2012年から続く年足5連陽となりますのでかなり精度の高いシグナルになります。
今年の大発会の始値は18818円でしたので、これ以上で終れば今年も陽線、今年もあと5営業日で、既に日経平均は19400円付近ですので、このまま波乱無く推移すれば5年連続の陽線もほぼ間違いは無いと言う感じです。
万が一、年足5連陽にならなかったとしても、移動平均線の長期シグナルが既に上昇転換しており、大局上昇基調は変わらず、遅かれ早かれ日経平均は2万円台を回復して行きます。
来年の1/20に正式にスタートするトランプ政権が、順調に政権運営を続ければ、2015年の日経平均の高値20952円も来年には超えて来ると言う展開も十分に期待出来ると思います。
トランプラリーだけで株価が上昇しているようなムードも有りますが、現実的には世界経済が緩やかに拡大していると言う現実も有ります。
幾つかの懸念要因は有るものの、それを上回る先行きへの期待が有る、それが今の株価上昇の背景でも有ります。
テクニカル判断、実体経済、株式需給、これら全てが現状では来年も株高を示しています。
来年も十分に期待出来る相場環境ですので、残り少ない年内に買いを急ぐ必要は有りません。