市況分析(12月28日前場情報)

市況分析(12月28日前場情報)

日経平均株価は6円高の19409円で前場を終了。連休明けとなる昨夜の米国株は小幅に上昇して続伸、発表された経済指標も市場予想を上回り、米景気拡大への期待が継続、相場の地合いとしては総じて堅調な展開でした。
しかしクリスマス休暇明けでまだ投資家の戻りは鈍く、積極的に上値を買い上がるほどのエネルギーは無し、NYダウも堅調な展開では有るものの、買い一巡後は利食いに押されて上げ幅を縮めて終わると言う展開でした。
連休明けの米国株が上昇し、円相場も117円台半ばまで円安が進んで始まった今日の日本市場ですが、東芝の再度の巨額減損損失計上がやや嫌気され、日経平均も前日終値付近で膠着した展開。
東芝の再度の巨額減損損失計上に関しては、日本企業全体への信用失墜、決算や経営管理への不安を高めかねないと言う意味から、海外投資家に対しては心理的に悪影響になります。
今回の東芝の事件は、原発と言う特殊な事業に関してのものですので、多くの製造業に対する悪影響は無いと思いますが、海外投資家に対して慎重ムードを高めかねない問題と言えます。
日本株全体への売り材料までにはなりませんが、一旦様子見ムードを強めると言う要因にはなりかねません。
しかし一方では内需系の小型材料株などには物色資金が向かい易くなります、主力銘柄に対して慎重姿勢になれば資金が向かう先は小型材料株となりますので現在保有している銘柄には追い風です。
海外勢がクリスマス休暇から戻った時、日経平均主導の上昇になるのか?小型材料株、言わば個別物色主導の上昇になるのか?
と言う不透明感も、東芝の巨額損失計上報道が有った事で、小型材料株、言わば個別物色主導の上昇になりそうです。
簡潔に言えば現在の持ち株には追い風、30日の大納会まで、現在保有している銘柄がどこまで上昇出来るか?日々の値動きを見守りながら、利食いをするか?来年に持ち越すか?ギリギリまで見極めて行きたいと思います。
円相場がもう一段円安に振れて行くなら、日経平均主導の上昇になりかねませんが、もう暫く円相場が117円台でもみ合う展開が続けば、その間は個別物色中心の展開が続くと思います。