市況分析(12月28日後場情報)

市況分析(12月28日後場情報)

日経平均株価は1円安の19401円で終了。今日は小安く始まった後切り返し、後場にはプラス圏に浮上して上げ幅を広げたものの、買いは続かず失速、1円安で終わると言う展開。
日経平均は上下に振れたもののほぼ日計り売買が中心と言う感じで、前場の下げと後場の上げでプラスマイナスゼロと言う感じの展開でした。
日経平均に関しては先物主導の値動きで前場は売り、後場は買い、大引けにかけて手仕舞いと言う感じで値動きもその様な感じでした。
今日は12月決算企業の配当落ち分が日経平均で28円有りましたので、それを考えれば実質的には小幅高。
しかし今日は売買代金が今年最低となる1兆5591億円まで減少し、国内勢も海外勢も積極的な売買は無し、と言う感じ。
東芝の巨額減損損失計上報道で主力銘柄の売買を見送る動きは有るものの、小型材料株を物色する動きは旺盛、日本市場全体を見れば値上がり銘柄の方が多いと言う状況です。
日本市場も年内は後2日ですので、日経平均が大きく動くような主力銘柄中心の買いは無さそうです。
売買代金も低調で有り、省エネ投資のパターンとしては小型材料株を個別に物色すると言う動きが続きそうです。
巨額減損損失計上報道の東芝は本日ストップ安で終わり、目先どこまで売られるのか?最悪のケースなら上場廃止の可能性も出て来ますので、値ごろ感からの安易な買いは厳禁です。
東芝のように予想外の悪材料が出て来る事もあるのが株式投資の世界です、リスクに敏感であれば第一報が報じられた昨日売却しておくのがリスク対応としてはベストの判断。
昨日下げ渋った東芝株を見て、色気を出した投資家は本日は最悪の結果になっています。
100%リスクを管理する事は不可能でも、どのような銘柄に投資するかによって有る程度のリスク管理は可能です。
又は悪材料が出た時などは、迷わず一旦手仕舞いをすると言う割り切りも株式投資でリスクを管理する上では必要な事です。
株式投資の基本は利益を狙う事ですが、それと同時に大きな損は出さないと言う事も利益を得ると言う事と同じように大事な事です。
強含みの相場が続くと、どうしても楽観的になり易いものですが、どのような相場状況の時でも、常にリスクとリターンのバランスを考えながら投資を考えなければなりません。
今の日本市場はまさにその様な対応が求められている状況でも有ります。