市況分析(12月29日後場情報)

市況分析(12月29日後場情報)

日経平均株価は256円安の19145円で終了。今日は終始売り優勢の展開で日経平均も時間の経過と共に下げ幅を拡大。
13時過ぎには今日の安値となる19092円まで下落、その後は押し目買いや買い戻しも入り若干下げ幅を縮小して終了。
昨夜の米国株が下落し、円相場も116円台半ばまで円高が進行、今日の環境としては売るしかないと言う環境であり、ギリギリまで引っ張って来たポジション調整の売りが今日は集中したと言う感じ。
正月休み中にトランプ次期大統領が円高牽制発言をするかも知れず?又は対立ムードが高まっている米中関係で何か悪材料が出て来るかも知れず、考えればきりが有りませんが、その様なムードも売り材料になりました。
好材料も有れば悪材料も有る、株式市場には常にその両方が存在しますが、その時々にどちらを意識するかで株価も上がるか下がるかが決まります。
今日に関しては、悪材料と言うか、懸念材料に意識が向かい、投資家心理も弱気に傾いたと言う感じです。
しかしながら本質的には、今年も明日まで、年内に取れる利益は取っておきたいとの投資家心理だと思います。
今日は下がると見れば、高値圏に有る株価で、年内も明日を残すのみとなれば、我先に利食いを急ぐと言う売りの連鎖となるのは自然の流れです。
しかし大局上昇トレンドが変わる事は無く、今日の下げも大局上昇トレンドの中での適度な調整安の範囲内です。
過去にも述べた事が有りますが、正月休みに備えての利食いは年が明ければ再度買い需要として戻って来ます。
利食いすれば手元には資金が残ります、その資金は先々の買い予備軍です、今が天井で来年は下げ相場になるなら話も変わりますが、現状では来年も強気相場継続と見る投資家が多数派です。
そう言う意味では年内の利食いによる株価下落もさほど気にする必要は無いと思います。
来年の1/20に正式にトランプ政権がスタートするという事を考えると、時期的にはぼちぼち一旦様子見ムードも出易い局面とは言えると思います。
株式市場が期待しているような政策が本当に実行されるのか?その辺りを見極めたいとするムードが強まっても何らおかしくは有りません。
しかしそれは様子見材料で有り売り材料では有りません、結果が見極められるまでは株価としては上がらず下がらずと言う状況になりやすく、その様な状況下では材料株への物色が強まり易いと言う傾向も有ります。
銘柄重視の対応で、下がり難く吹き上げる可能性を持つ銘柄に徹した投資を続ければ、全体相場が多少不安定になっても、結果的にリスク少なくリターンを狙う投資になります。