市況分析(12月30日後場情報)

市況分析(12月30日後場情報)

日経平均株価は30円安の19114円で終了。今日は昨夜の米国株の下落と円高を受けて売り先行で始まり寄り付き直後には19000円を下回り18991円まで下げ幅を広げました。
しかしその後為替が円安に振れ、売り圧力は一巡、押し目買いで底堅く推移すると、徐々に上昇に転じて13時過ぎにはプラス圏に浮上、一時19176円まで上値を伸ばしました。
しかし今日は年内最終日で大納会ですので一段と上値を買う動きにはならず、言わば来年に向けて安値仕込みの買いが入ったと言う展開。
大引け前にはまとまった売り物が出て結局30円安で終りましたが、今年の大発会のスタートは18818円でしたので、今年も年足は陽線で終ると言う結果になりました。
今年を簡潔に振り返ると、年初は下げ相場で、年央はボックス相場、そして後半は上昇相場と言う感じで、悪材料や懸念材料を消化して再浮上のムードを残して終ると言う展開です。
テクニカル的には上昇トレンドを維持して終わり、長期のトレンドも一段高を示しています。
トランプ政権や中国経済、欧州情勢など、幾つかの懸念材料は有りますが、リーマンショック以降低迷が続いた世界経済も徐々に成長率が高まって来ていると言う現実も有ります。
世界全体が全て良しと言う政策は有りません、トランプ政権の減税、財政出動、規制緩和が実行された時、恩恵を受ける国も有ればそうでない国も出て来ます。
しかし日本経済にとっては恩恵が期待出来ますので、日本株に対してはトランプノミクスも追い風になって来ると思います。
来年はフランスやドイツなど欧州の主要国で国政選挙も有ります、状況次第では日本でも解散総選挙が有る可能性もあり、政治の年になりそうな感じもしますが、それも有る意味では、景気刺激的な政策発動に繋がる要因でも有ります。
来年も当然ながら株価には上げ下げの波は有りますが、大きな流れから言えば2015年高値の20952円を突破して更に上を目指す、その様な展開が期待出来る投資環境になると思います。