市況分析(12月5日前場情報)

市況分析(12月5日前場情報)

日経平均株価は117円安の18309円で前場を終了。先週末の米国株は小幅に下落して4営業日ぶりに反落、注目された11月雇用統計はほぼ市場予想通りの結果になり、失業率も改善。
しかしイタリアの憲法改正の是非を問う国民投票は改憲否決となりレンツィ首相が辞任すると言う結果に。
イタリア国民投票の結果イタリア政治が混迷し、経営危機が深刻なイタリア大手銀行の破綻懸念が高まると言う懸念も高まっています。
欧州情勢の先行きに新たな懸念が出て来た事も先週末の米国株の上値を重くしたと言う感じです。
本日の日本市場もイタリア国民投票の結果を受けて円高が進み日経平均も売り先行の展開で株価は下落。
しかしやや買われ過ぎ状態に有る日経平均ですのでこの程度の下げは適度な調整の範囲、今週末にはメジャーSQが控えていますので、当面は18250円~18000円のゾーンが下値支持帯、18500円~18750円が上値抵抗帯と言う感じです。
メジャーSQが近づくと投機的な売買も増えてきますので日経平均の日々の価格変動も少し大きくなりがちです。
一時的には乱高下をする展開も有り得ますが、大局上昇トレンドは継続中、仮に売られ過ぎ場面が有れば安値買いを狙うと言うスタンスで良いと思います。又、その様な場面が有れば買い推奨銘柄を出したいと思います。
今週末のメジャーSQを通過するまでは、SQを意識した売買が中心になりますが、SQを通過すれば、少し先を見据えた売買が中心になりますので日経平均も再度上昇基調を強めると思います。
円安進行による国内主要企業の収益拡大は2017年3月期決算の上方修正期待を高めます。この先急激に円高に振れるような動きが無い限り、大局上昇基調は変わりません。
大局上昇基調は続く、しかし今週はSQ要因で一時的に下振れが有るかもしれない、簡潔に言えばその様な感じで見ています。
現状ではまだやや高値圏に有る主力銘柄などは買いづらく、出遅れ感の有る銘柄、その中でもテーマ株や材料株の買いを狙って行くと言うスタンスがリスクの少ない投資になると思います。
円相場や日経平均の急変動も余り関係がない、日本独自の材料、又はその銘柄が持つ独自の材料性で物色されるような銘柄が今の日本市場では安心感が有ります。