市況分析(12月6日前場情報)

市況分析(12月6日前場情報)

日経平均株価は95円高の18370円で前場を終了。昨夜の米国株は上昇して反発、原油先物相場の上昇を受けてNYダウも一時上げ幅が100ドルを超えましたが、その後原油先物相場が下げに転じるとNYダウも下げに転じて上げ幅を縮小。
11月のISM非製造業景況感指数も市場予想を上回る良い結果になり、大手金融機関の目標株価が引き上げられるなど米株式市場を取り巻く環境は依然強含み。
昨日はイタリア国民投票の結果を受けて日本市場も売りが先行する展開で日経平均も下落しましたが、今日はすかさず反発するなど、依然買い意欲は旺盛。
しかし昨夜は海外市場で114円台半ばまで円安が進みましたが今日の日本市場では113円台半ばの水準。
簡潔に言えば円安一服と言う状況では日経平均の上値も限定的、今日は朝方の買いが一巡した後は戻り売りに押されて上げ幅を縮小しています。
又、今週末はメジャーSQですので、週末のメジャーSQを通過するまではある程度の乱高下も一応想定しながら対応する方が賢明です。
イタリアの国民投票を通過し、年内に残る大きな海外イベントは12/13から始まる米FOMCだけです。
しかし小幅の利上げは既に織り込み済みですので、市場の関心はFRBの来年の利上げ回数となっています。
しかし昨日も述べたように、来年の1/20にトランプ政権が始動すれば利上げ、ドル高を牽制する発言が出て来る可能性が高いと思います。
しかし一方では、トランプノミクスを実行すればインフレ率が高まり、それは利上げ・ドル高に繋がる事になると言うジレンマが出て来ます。
先々この矛盾をどう解消するのか?株式市場がこの矛盾にどのような反応を示すのか?現時点では一抹の懸念は拭えません。
年内はこのまま強含みの相場が続くと思いますが、来年になれば若干不透明感が強まる、その様な意識を持ちながら、当面対応して行くと言う感じになると思います。
今日の日本市場は反発していますが、円相場はやや円高気味、週末にメジャーSQを控えている、このような状況での株価反発ですので、本質はSQがらみの売買です。
簡潔に言えば、売り方と買い方の攻防が続いている、そして買い方の勢いは一服しつつあり、ここ数日は売り方が優勢と言う状況です。