市況分析(12月8日前場情報)

市況分析(12月8日前場情報)

日経平均株価は152円高の18649円で前場を終了。昨夜の米国株は大きく上昇、特に好材料が出た訳では有りませんが、あらためてトランプ政権の政策への期待が高まりNYダウも大幅高に。
米国株の大幅高を受けて本日の日本市場も買い先行で高く始まり寄り付き直後には18733円まで上値を伸ばしましたが、円相場は円高に振れており、明日のメジャーSQも意識され、買い一巡後は上げ幅を縮小。
今日の円相場は113円台の半ば、昨日も述べたように円相場は114円を挟んで上下に振れると言う展開が依然続いています。
日経平均も明日のメジャーSQ要因も有って18500円を中心に上下に振れると言う展開が続いています。
米大統領選挙以降、急激に進んだ円安が日経平均の上昇を牽引して来た日本市場ですが、その円相場が円安一服となれば、当然日経平均の騰勢にも勢いはなくなります。
まだ円安一服と言うだけで円高に振れている訳では有りませんので日経平均も18500円付近を維持していますが、この先の展開としてはやはり円相場次第と言う事になります。
円安一服の原因としては、トランプ政権への一抹の不安が有ると思います。ドル高/円安を容認するのか?
減税や財政出動は市場が期待している内容が実現するのか?保護主義的な貿易政策になるのかどうか?
まだ正式にトランプ政権は始動していませんので、信じ切れないと言う心理が根底には有ると思います。
しかし迷った時こそテクニカル分析の出番です、現在の日本市場の状況は短期的には過熱感が有り、一旦下げに転じる動きがいつ有ってもおかしくは有りません。
しかしそれは買われ過ぎた動きの修正のようなもので、テクニカル判断では日経平均は大局上昇トレンドに既に転じています。
日経平均を月足チャートで見ると、6ヶ月移動平均線と12ヶ月移動平均線が買いシグナルとなるゴールデンクロスを実現しています。
アベノミクス相場初期の2012年末、そして一旦調整局面を迎えて再度上昇に転じた2014年9月、今回はそれについでのゴールデンクロスです。
それぞれ、その後数ヶ月に渡る上昇基調が続いており、今回も日柄的に見れば来春辺りまでは上昇基調が期待出来ると思います。
但し上昇基調が続く中でも、一時的には大きく下げる場面も有りましたので、下げが無く上がり続けると言う訳では有りません。
ベストな対応は、大きな調整安が有れば買う、と言う事ですが、現実的にはそこだけを待つと言うのも難しく、下がり難い銘柄を買って行きながら、大きな下げが有ればその安値も買いって行く、その様な対応になります。
テクニカル分析も絶対では有りませんが、確率的には信じても良いレベルだと思います。