市況分析(4月10日後場情報)

市況分析(4月10日後場情報)

日経平均株価は116円高の21794円で終了。朝方は売り先行で安く始まった日経平均株価でしたが、中国の習近平国家主席のアジアフォーラムでの講演内容が伝わると相場状況は一変、日経平均は一時21933円まで上げ幅を広げました。
買い一巡後は戻り売りに押されて若干上げ幅を縮めて終りましたが、米中貿易戦争への懸念は大きく後退、今後はトランプ大統領の対応が注目されます。
習近平国家主席のアジアフォーラムでの講演内容は、ざっくりと言えば開かれた経済は中国の国益と延べ、自動車などの関税を引き下げ、出資や保険分野など金融規制も緩和し、知的財産保護にも触れ、トランプ政権が問題としている事に全て回答をしたと言う格好。
トランプ政権に対抗するような米国の対応を批判するのでは?との見かたも一部には有りましたが、蓋を開ければ自由貿易推進の内容になり、株式市場も好感。
米国が軍事攻撃を検討しているシリア情勢やフェイスブックCEOの議会公聴会なども控えていますので、買い一巡後は若干上げ幅を縮めて終った日経平均でしたが、米中貿易戦争激化への警戒が後退した事は株式市場にも好材料になります。
しかし米国が保護主義的な主張を強め、中国が自由貿易推進を訴えるなど、一昔前には考えられない状況になっています。
それだけ米中の力の差が接近し、最先端技術における覇権争いとの見方も有りますが、米国に一昔前ほどの余裕がなくなっている証拠かもしれません。
衰退しつつある米国、伸び続ける中国、良くも悪くもこれが今の世界の現実です、ちなみに日中ハイレベル経済対話が8年ぶりに復活する事が決まり、今月の16日に開催されるとの事です。
中国の外交の基本パターンは、米国との関係が良い時には日本には厳しく、逆に米国との関係が悪くなると日本に接近、今回の日中ハイレベル経済対話の復活もその様な背景からだと思います。
しかし日中経済関係が良くなる事は日本企業にとっても良い事、当然株式市場にとっても好材料になります、まだ米中貿易摩擦問題や北朝鮮情勢など諸々警戒材料は有りますが、株式市場の状況も徐々に明るさが見えつつ有ると思います。
日本市場の現状をテクニカル面から見てみると、25・200日移動平均線を上回って推移し、ボリンジャーバンドやMACDなどから見てももう一段の上昇が期待出来る状況です。
まずは3/12戻り高値の21971円が上値では意識され、ここを突破出来れば次に意識されるのは2/27戻り高値の22502円です。
ざっくりと言えば、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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