市況分析(5月31日後場情報)

市況分析(5月31日後場情報)

日経平均株価は183円高の22201円で終了。イタリアやスペインの国債売りの動きが一旦和らぎ、昨夜は長期金利が低下。
過度な警戒が一旦後退して、欧州市場、米国市場共に一旦買戻しが強まり株価は反発、本日の日本市場も買戻しが先行する展開で日経平均も3日ぶりに反発。
今日はMSCIの指数採用銘柄の入れ替えが行われ、その結果東証1部の売買代金は4,4兆円程度に膨らみました。
相場的には下げが続いた後に売買代金が増加すれば一旦底入れの暗示となりますが、今日はMSCIの指数採用銘柄の入れ換え売買と言う特殊事情ですので、底入れに関しては何とも言えません。
明日以降リバウンドが続けば日経平均の22000円付近が大きな下値支持帯になりそうですが、逆に一段安になれば上値抵抗帯にもなりかねません。
今日は一旦反発した株式市場ですが、まだ情勢は不透明で流動的です、過度に悲観する必要は無いものの、まだ安心は出来ない、その様な状況だと思います。
イタリアとスペインを巡る政治の混乱、米朝首脳会談はどうなるのか?米中通商交渉も難航しているようで、今週末には中国で再度協議が行われます。
現時点では、特に大きく状況に変化も有りませんので、円相場も日経平均も値動きが膠着しそうな感じですが、企業業績面から見れば、下げれば押し目買いが入りやすく、下値に対しての底堅さは有ると思います。
今の時代は株式市場だけでなく、為替市場や原油市場など、投資資金は全ての取引にリンクしていますので、1つの市場だけを見ていてはなかなか本質が見え難い時が有ります。
円相場と連動して日経平均も動いていると言う事は既に述べて来ましたが、それに加えて原油先物相場も連動した値動きになっており、今後の株式市場を見ていく上では同時に原油先物相場の動向も注視していかなければなりません。
イラン情勢やオペックとロシアの原油増産協議など、やや複雑な状況が背景に有る原油相場環境ですが、短期的な上げ下げの波は有れども中期的には上昇基調が続くと言うのが専門家の見方の主流です。
4月以降のパターンとしては、原油相場の上昇はドル高/円安要因となり、日経平均にも上昇要因になっています、そう言う意味では暫くは原油相場を見ていれば株式市場の動向もある程度は見えて来ると思います。
又、ユーロ危機再燃への警戒も円高要因ですが、現状ではECBが再度量的金融緩和を拡大する方向に傾く事は無いと思います。
多少の政治的混乱が有っても・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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