市況分析(6月28日前場情報)

市況分析(6月28日前場情報)

日経平均株価は94円安の22177円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落、開始直後は上昇して上げ幅を広げたものの、買い戻しが一巡すると再度売り直されて下げ幅を広げると言う展開。
中国企業による対米投資制限について、米財務相などが所管する既存の対米外国投資委員会を活用すると伝わり、これが強硬的な追加制裁を見送ったと受け取られて一時は株式市場も上げ幅を拡大。
しかしその後クドロー米国家経済会議委員長がテレビで中国に対する姿勢について、やや強硬的な発言をした事から株式市場も売りで反応。
最初は出て来た材料を好感して株価も上昇、しかしその後出て来た材料を嫌気して株価は下落、昨夜の米国市場も対中国を巡る動向に一喜一憂すると言う展開でした。
昨夜の米国株の下落を受けて本日の日本市場も売りが先行する展開で日経平均は一時22038円まで下げ幅を拡大。
しかし円相場は110円台を回復しており、さほど悲観ムードが強まっているような状況でも有りません。
米中貿易戦争激化への懸念は引き続き有りますが、この先米中歩み寄る可能性も否定は出来ず、思惑だけで下値を売り込むような動きは今のところ限定的です。
簡単に言えば、米中対立がこの先一段と激しくなるなら投資スタンスは売り、しかし歩み寄りの動きが出て来れば投資スタンスは買い。
この先米中情勢がどちらに振れるかによって株価の方向も上下に分かれます、その様な状況では先を見据えた投資も様子見となり、今株価が上下に振れているのは主に短期の投機筋の売買によるものです。
米中通商交渉の結果がどこに落ち着くのか?その結果が明らかになるまでは、日計り売買が中心で、日々出て来る材料によって株価も上下に振れると言う展開が続きます。
ひと言で言えば今は何もしないで状況の推移を見守ると言うスタンスが最善となります。
先々米中通商交渉の結果が明らかになれば、それからどう対応するかを考えて動いても遅くは有りません。
遅くは無いどころか、逆にリスクが低下し安全度が高まり、先を見据えた投資もし易くなります。
米中貿易戦争激化への警戒が強まり日米共に株式市場が軟調に推移しているにも関わらず、円相場が110円付近を維持している事は良い意味で予想外の驚きです。
過度に円高が進まない中での株価下落にはさほど悲観的になる必要は無いと思います、暫くは米中通商交渉の行方を見守ると言う事になりますが、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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