市況分析(7月27日後場情報)

市況分析(7月27日後場情報)

日経平均株価は125円高の22712円で終了。前場には一時上げ幅を縮める場面も有りましたが、日銀の指し値オペ通告をキッカケに円安が進み日経平均も上げ幅を拡大。

今夜の米国市場では米第2四半期のGDP発表が有ります、来週には日銀金融政策決定会合も有りますので、今日は様子見ムードも強い展開でしたが、日銀の指し値オペ通告をキッカケ上昇に転じて売り方の買戻しを誘ったと言う感じです。

高値引けで終わる時には先高感が強くてそうなる時も有れば、売り方が大引けに成り行きで買戻しを進めた結果、高値引けで終る時が有ります。

今日の高値引けに関しては売り方の買い戻しによる影響と言う感じがします。

今夜発表される米第2四半期のGDPに関しては強い数字が出るとの期待が有りますが、米中貿易戦争の影響で予想を下回る結果も有り得るとの見方も有ります。

予想以上の結果が出た場合は米国株が上昇してドルが買われて円安が進み、週明けの日本市場にとっては株高要因になって来ます。

しかし予想を下回る結果になればドル安/円高が進み、米国株も大きく下げますので、週明けの日本市場にとっては株安要因になります。

又円高が進むような展開になった時には、週明けから始まる日銀金融政策決定会合においての政策変更議論にも影響して来る事になりますので、状況は少し複雑になって来ます。

今日は株式市場も円相場も若干の乱高下をしましたが、どちらも短期筋の短期売買による影響で持続性は無いと思います。

先を見据えた売買をするような機関投資家は今は様子見スタンスで売買は手控えています、今の株式市場で売買の中心は短期筋です。

1日の中で何度も売り買いを繰り返し、上げ下げの波を作り出して利益を追求する、その様な売買の結果上下に振れていると言うのが本質です。

米欧貿易戦争の懸念は一旦後退しましたが、米中貿易戦争は現在進行形です。又、中国人民元相場がジリジリと下落しており、米国の関税攻撃に対して中国は通貨安政策で対抗しているとの見方も有ります。

実物貿易から通貨戦争へと主戦場が変りつつある感じですが、人民元安が行き過ぎると中国からの資金逃避が加速して数年前のように中国ショック安になりかねません。

その様な危険を孕んでいる米中貿易戦争が現在進行形である以上は引き続き慎重な投資スタンスが求められます。

一時的に強く見える相場でも、本質的な問題に解決の兆しが無ければそれは見せかけの強い相場で、いずれは崩れ去ります。

現時点では・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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