市況分析(7月6日後場情報)

市況分析(7月6日後場情報)

日経平均株価は241円高の21788円で終了。米国による中国からの輸入品に対する追加関税が米時間6日0時(日本時間6日13時)に発動されました。
340億ドル相当の中国製品に25%の追加関税がかけられる事になり、これを受けて中国政府もすかさず米国から輸入している自動車・農産品に340億ドル相当の追加関税を課す事を発表。
ぎりぎりになって追加関税発動が回避されるのでは?との期待も有りましたが、現実はそれ程甘くは無く、米中貿易戦争の第1弾は火蓋を切った、その様な状況になりました。
日本市場も追加関税発動直後には先物に売りが強まり下げに転じましたが、売りは続かず、目先の悪材料出尽くしと言う反応から次第に買い戻しが強まって上げ幅を拡大。
現時点では追加関税の第1弾は発動されたものの、この先米中歩み寄りの動きが出て来ると言う想定の展開になりました。
しかしながら追加関税第1弾が発動されたと言う事はトランプ大統領には一歩も歩み寄る考えは無いのかもしれません。
その背景としては11月の中間選挙まで中国に対する強硬姿勢を貫く事が中間選挙にとっては有利に働くと考えているのかもしれません。
更に言えば、中間選挙の直前で中国が妥協して、中国の方から歩み寄れば、トランプ大統領は一段と成果を強調する事も出来ます。
又中国の習近平国家主席にしても、いずれは歩み寄るしかないと考えていても、国内を考えれば簡単には歩み寄れません。
そして歩み寄るとしてもトランプ大統領に政治的な貸しを作りつつ歩み寄る方が良く、それは米中間選挙の直前に歩み寄る事でトランプ大統領に花を持たせる、貸しを作る事かもしれません。
今日は追加関税発動直後には売りが強まった日本市場でしたが、売りも長くは続かず、次第に買い戻しが強まって日経平均は一段高に。
しかし米中貿易戦争が依然続く事、先に述べたようなシナリオになれば11月まで続く可能性も有りますので、今日の株価反発だけで楽観する事は出来ません。
一旦買戻しが優勢の展開が続きそうですが、来週のどこかで買戻しが一巡した後には再度売り直されると思います。
もちろん再度売られる前に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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