市況分析(8月24日前場情報)

市況分析(8月24日前場情報)

日経平均株価は77円高の22488円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落、米中貿易交渉はいまだ結果は明らかにならず、トランプ大統領周辺とロシアとの不適切な関係を巡るロシア疑惑も再び意識されています。

トランプ大統領は、米メディアとのインタービューで、自身が弾劾訴追されれば株式市場が暴落すると述べるなど穏やかでは無い発言も。

今日はパウエルFRB議長のジャクソンホール会議での講演も有りますので、昨夜の米国市場も一旦手仕舞い売りが強まった感じです。

パウエルFRB議長の講演では、引き続き緩やかな利上げを続けると言う基本スタンスが確認されるとの見通しから円相場も円安が進み111円台半ばまで円安が進んでいます。

本日の日本市場も、米中貿易協議やトランプ政権のロシア疑惑など不透明要因は有るものの、一段の円安進行を好感して日経平均は上昇。

10時過ぎには目先の上値抵抗帯である22500円を超えて来た日経平均ですが、一段高に買うには材料不足、22500円付近では売りに押されて上値の重い展開になっています。

少し違う視点から株式市場の先行きを考えて見たいと思います。米中共に報復関税を掛け合うなどエスカレートしつつある米中貿易戦争ですが、最初に大きな山場を迎えそうなのが11月の米中間選挙の直前。

中国が歩み寄るとすればトランプ大統領に恩を売る形で中間選挙の前にトランプ大統領に花を持たせて、その後恩を返してもらう。何かを譲る事で何かを得る、政治的大きな取引に使うのではないかと思います。しかしこのケースでも、中間選挙で共和党が勝利するとの見通しで有る事が条件になります。

仮に共和党が敗北するなら敢えてレームダック化するトランプ大統領に花を持たせても意味は有りません。共和党が敗北して民主党が勝利すれば、大統領弾劾裁判へと進む可能性が高まりますので、この場合米中貿易戦争をしているどころではなく、米中貿易戦争も一旦手打ちになる可能性が高まります。

共和党勝利の可能性が高いなら米中間選挙の直前、共和党敗北の可能性が高いなら米中間選挙の後、中間選挙の結果がどちらに転んでも、中間選挙の前後に米中貿易戦争も一旦大きな山場を迎えると思います。

万が一共和党が圧勝するような事になれば、米中貿易戦争も来年まで続くと言う可能性が出て来ますが、現在の見通しとしては共和党が圧勝する可能性が限りなくゼロに近いと思います。

又民主党が勝利してトランプ大統領の弾劾裁判へと進むとしても、米株式市場が暴落するような事は無いと思います。万が一弾劾となればペンス副大統領が大統領へと就任する訳で、失礼では有りますがトランプ政権よりもましな米政権が誕生すると言う事で株式市場にとっては買い材料になるのではないかと思います。

11月の米中間選挙までは上げ下げを繰り返すボックス相場的な相場が続きそうですが、中間選挙の後を考えた場合はさほど悲観する必要はないのではないかと思います。

絶対ではないものの、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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