市況分析(8月29日後場情報)

市況分析(8月29日後場情報)

日経平均株価は34円高の22848円で終了。昨夜の米国株の上昇を好感して本日の日経平均も買い先行で始まり前場は22968円まで上昇して終了。

結局これが今日の高値になった訳ですが、後場は売りが強まり上げ幅を縮小、昨日と同じように23000円が近づくと売りに押されて上げ幅を縮めると言う展開になりました。

日経平均は今日の上昇で7日続伸となりますが、取り立てて好材料があった訳でもなく、米国株の上昇に連動して上昇して来たと言う感じ。

テクニカル面から見ても、23000円に2日連続でチャレンジしたものの押し戻され、このような展開が続くと徐々に上値の重さが意識され、上が重いなら次は下へと言う動きが出て来るものです。

米中貿易戦争は長期化の様相で、北朝鮮情勢にも少し不透明な動きが出始めています、日朝関係者の接触に関して聞いていないと不快感を表明したトランプ大統領、今後の日米貿易交渉にも悪影響が有るかもしれません。

上値重く、なかなか23000円を超える事が出来ない日経平均ですが、米中貿易戦争が続く状況で、23000円にチャレンジしている事自体が出来過ぎです。

そう言う意味では決して弱気になる事は無いのですが、しかしここで強気になれるかと言えばやはりなれません。

トルコリラの急落をキッカケに8/13に日経平均が急落、その後米中貿易協議再開報道を受けて上昇に転じたものの、米中貿易協議は何の進展も無く終わり、本来なら失望売りで下げてもおかしくは無い状況でも日経平均は上昇しました。

この辺りの動きに少しおかしさを感じる訳ですが、強引に理由をつければ米国とメキシコとのNAFTA再交渉合意と言う材料は有りましたが、これも日本にとってはこれまでと比べると条件が悪化する内容です。

NAFTAを通じた米国への輸出がどうなるのか?と言う先行きへの不透明感は晴れたものの、冷静に考えればこれまでよりもコストが増える事になり、日本企業にとっては好材料ではなく悪材料です。

しかしその様な本質も関係なく日経平均は上昇、23000円に一時到達すると言う展開になりました。

ざっくりと言えば今週に入ってからの日経平均の上昇は理に反する動きです、明確な買い材料もなく上昇する時は、ほぼ全てが投機筋による何らかの思惑が有っての事です。

そしてその様な上昇には持続性は無く、一時的には上昇局面を作れても、最終的には元に戻るものです。

目先の値動きに一喜一憂する事無く、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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