市況分析(8月9日前場情報)

市況分析(8月9日前場情報)

日経平均株価は60円安の22584円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウは下落してナスダック指数は小幅高と高安まちまちの展開でした。

トランプ政権が23日から160億ドル相当の中国製品に追加関税を実施するとの発表に対して、中国も同規模の報復関税を課す方針が示され、あらためて米中貿易戦争激化への警戒が強まりました。

しかしNYダウ、ナスダック指数共に大きな値動きにはならず、売りが強まると言うよりも買い見送り材料になっていると言う感じです。

米国市場の底堅さの主因は好調な企業業績であり、好調な米経済指標です、この先米経済の好調が続く限りは、米中貿易戦争も米国市場にはさほど大きな悪影響は無いのではないかと思います。

逆に言えば、この先米経済指標や主要企業の業績が変調をきたした時には一気に弱気ムードが強まりますので、その点だけは先々要注意となります。

本日の日本市場は円相場が110円70銭付近まで円高が進み、日経平均も円高進行を嫌気して売り優勢の展開です。

今夜は米国で日米通商交渉が始まります、明日はSQですので、実質的には今日がSQに向けての攻防の最終日。

日経平均の値動きも多少不安定な動きが予測され、昨日は上昇の後下げましたが、今日は下落の後上昇すると言う展開も十分に有り得ます。

しかしそれもトレンドを形成するような動きではなく、あくまでもボックス相場の中での上げ下げです。

引き続き無理をしてまで売買に参加する必要は無いと言う投資環境に変わりは有りません。

株式市場の現在の状況としては、第1四半期決算発表を見る限りでは企業業績は良好、しかし米中貿易戦争で先行きへの不透明感が有る、その為底堅さは有るものの上値も重い、おのずとボックス相場的な値動きになりやすくなっています。

先々この膠着した展開を脱するには、やはり米中貿易戦争に解決に向けた動きが出て来る事が不可欠です。

加えて円相場に大きな動きが出て来れば良くも悪くも膠着を脱する事は出来ますが、現時点では円安が進む可能性よりも円高に振れる可能性の方が高く、円相場をキッカケに膠着相場を脱した場合は日経平均が向かう先は下になると思います。

しかし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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