市況分析(9月3日後場情報)

市況分析(9月3日後場情報)

日経平均株価は157円安の22707円で終了。今日は売り先行で始まり一時下げ幅を縮める場面も有りましたが、中国株が下落すると日経平均も連動するように下げ幅を拡大。

先週は23000円チャレンジの動きが続いた日経平均でしたが、結果的には押し戻される結果になり、投資家心理としては一旦弱気に傾き易いと言う状況でも有ります。

その様な状況下で、トランプ大統領が今週中にも2000億ドル相当の中国製品に追加関税を発動する考えが有る事を示唆すれば当然買いは引っ込み、売りに勢いが付きます。

更に米国とカナダのNAFTA再交渉協議の合意が持ち越しとなり、最終的には合意に至るとは思っていても、合意持越しでは反応は売りにしかなりません。

細かい点を上げればきりが有りませんが、現在の株式市場を取り巻く諸々の状況を冷静に考えればおのずと上値は重くなると思います。

今週に限っては、最大の注目は2000億ドル相当の中国製品への追加関税を本当に発動するのかどうかです。

仮に発動されれば日経平均は一段安、しかし発動が見送られれば日経平均は上昇、どちらになるかで上下どちらに振れるかも決まると言う状況ですので、新規の投資にはなかなか動き難い局面だと思います。

新興国通貨の下落状況も一段と激しくなっており、今のところは株式市場も特に悪材料視はしていませんが、楽観出来る事でもなく、引き続き警戒すべき要因として意識して行く方が良いと思います。

新興国通貨の急落に関しては、諸々の要因は有りますが、FRBが利上げを続けている事も大きな要因の1つです。

そのFRBの利上げはまだ数回は続く事が想定されており、そうなると新興国通貨の下落も暫くは続くと見ておかなければなりません。

特に新興国の多くは中国との繋がりも強く、経済や金融面では中国からの支援が入っている国も多く、新興国の通貨危機は中国にも悪影響をもたらす可能性が有りますので楽観は出来ません。

正直なところ、今の株式市場を取り巻く状況を考えると、なかなか安易には動く事が出来ません。

又安易に動いても狙えるリターンは小さく、その為に抱えるリスクは大きいと言う感じになりますので、リスクとリターンのバランス的には最悪です。

しかし上下に大きく振れて、行き過ぎた上げ下げが有った時などは逆にリスクは少なくリターンは大きくなると言う局面ですので、その様な状況が有れば勇気を出して逆張りスタンスで動いても良いと思います。

上がり過ぎる場面が有ればカラ売りを考え、下げ過ぎる場面では安値買いを考える、そして反転した時に利益確定、その様な投資が今の相場状況では理想的です。

しかしながらその様な場面はなかなか訪れません、

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